第2章 カルテ1 ページ32
裕翔said
朝7時、俺は決まってこの時間に起きる。
朝の爽やかな光が届かないこの地下室に俺は、人工的な光をつける。
そして全員のパソコンに電源を入れ、総合コンピューターにも電源を入れる。
これは救急センターからの連絡を受信したり、
会議の資料をデータで送れるもの。
そして奥には白い部屋にひときわ目立つ黒い
JUMP
の文字。
俺はその隣の大きいホワイトボードの前に立つ。
ここにはJUMPの今日の予定が書いてある。
みんなが把握してフォローし合うため、
今日は薮くんが一番忙しいらしい。
ポットにお湯沸かし朝の問診があるちぃちゃんと圭人を起こす。
これが俺の毎朝の日課。
部屋割りは、俺とちぃちゃんと圭人。朝起きるのが早いからね。
それに、涼介と薮くん。リーダー組だね。
大ちゃんと伊野ちゃん、朝起きるのが不規則組。
そして最後は、光くんと�睫擇�ん。オペがね光くんと�睫擇�んセットが多いんだ、それだからかな。
ついでにJUMP室も紹介しまーす。
JUMP室は完全セキュリティ体制。国からのセキュリティで、部屋の入り口には防犯カメラが付いてる。
そんで薬品庫、シャワー室、キッチンまで完備されてるからここで1日を過ごすメンバーも少なくはないね。
よし、
裕翔 「 ちぃちゃんー。
圭人〜。
問診だよ。」
侑李 「おはよー、ゆうてぃ。
もう起きてるよ。」
ちぃちゃんは相変わらず起きるのが早い。
もう起きてた。笑
侑李 「ゆうてぃ、シャワー浴びてるから。」
裕翔 「ん。
今日は8時からだからまだ急がなくて大丈夫だよ。」
侑李 「ありがとう！」
そして、
厄介だ。
毎日、毎日時間がかかるんだよね、
圭人。
裕翔 「圭人！」
圭人 「ん。」
裕翔 「ん。じゃなくて、起きて〜。」
圭人 「ん〜。」
裕翔 「はいはい、
起きなくても知らないよ？
また看護師さんに怒られても知らないからね。」
この前、少し遅れたら看護師さんに怒られたんだって。
本気じゃなかったらしいけど、外国育ちにとっては人を怒らせたら悪者みたいで
めっちゃ焦ってた。笑
裕翔 「怒られても、伊ー野？」
圭人 「…尾っ慧。
じゃなーい！」
裕翔 「はい、おはよ。」
圭人 「Good morning、裕翔。」
これがいつもの俺の朝。
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あーにん(プロフ) - 波瑠さん» ええええ、嬉しいです！自分の駄作が､､､言葉にならない感激です！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年3月10日 1時) (
レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - そうなんですか。私は看護師になるつもりで学校に通ってますがもう難しすぎて(T＿T)でも作品読んでる時習ったやつあるとちょっとテンション上がりますw楽しく読ませていただいてます(*^^*) (2020年3月10日 0時) (レス) id: c399b9deaf (このIDを非表示/違反報告)
あーにん(プロフ) - 波瑠さん» いやいやいや、全然です。ごく普通の女子大生です。笑楽しんでいただけて私も嬉しいです (2020年3月9日 23時) (レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - あーにんさんは医療関係者なんですか？すごい詳しいから気になっちゃって…w (2020年3月9日 1時) (レス) id: c399b9deaf (このIDを非表示/違反報告)
あーにん(プロフ) - さちこさん» ありがとうございます！ (2020年3月3日 12時) (レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーにん | 作成日時：2015年2月9日 1時
