大切な仲間と共に １１

520話 ページ41

薮side

すると目の前がまっしろくなり目を開けるとなんか実験室みたいなとこにいた。



いや、保健室か？？←



母「んふふっ…♡」←



いや、この人何注射器持ってニヤニヤしてんだ？？



母「こぅちゃん、そろそろお薬の時間ですよ〜」



んえ…こうちゃんって何？気持ち悪い…



薮「……」



母「嫌がってもだーめっ♡もー早くしちゃうわよ。腕を出しなさい？」



俺はしぶしぶ腕を出す



すうっ



今日は珍しく静かに刺してくれた。



母「さて、薬の効果がでるまで私はここにいるわね」



薬の…




こう…か？？




よくわからないまま30分ぐらいが過ぎようとした時だった。



薮「うっ！！！」



急になにかが俺の胃からせりあげてくる感覚に襲われた。




急いで口元に手を当ててゴミ箱を探した。




うぅっ…気持ち悪い…っ



母「あら、効果が出てきてるわね。大丈夫よ。お母さんのこと信じて？」



誰が信じるかよっ…




薮「おえっ…」




“こおた！？どしたの！？だいじょうぶ！？！？なにがあったの！？！？ ”




ハル…大丈夫だから…



はぁ…



ひとまず出すもんだしたら楽になってきたが体が自然に重たい。




布団に潜って眠ることにした。









俺の顔が真っ赤になっていることも知らずに。

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