大切な仲間と共に ９

402話 ページ21

中島side

さっきまで圭人の部屋にいて話して終わってリビングに戻ろうとした時なんか割れるか割れないかの話が聞こえてきた。


なに割るの？


がちゃ


リビングに入ると急に名前を呼ばれたからびっくり……


どしたのちぃに雄也ぁ……


知｢ゆーてぃー卵割れるよね？｣←


中｢え？う、うん？｣←


知｢でかした！｣


高｢うちの料理担当が倒れちゃってるから俺がかわりに作ってるってことだよ……｣


中｢なる〜……俺も手伝うよ｣


高｢ありがとっ！｣


それからいろいろあったけどとりあえず料理ができた。


俺は伊野ちゃんの世話をしてたんだけど高木とちぃちゃんの話を黙って聞いていた


高｢あっ。薮くん元気だよね？知念呼んできてくれる？｣


知｢えっ！？……ゆ、雄也が呼んできなよ……｣←


高｢大丈夫だから……ね？｣


何が大丈夫なの？……俺も話の話題の中に入っていった


中｢何が大丈夫なの？｣


知｢……いや、その……｣


高｢たぶんだけど薮くん記憶なくしてるんだ……｣


中｢うそ！？｣


信じられなかった。


だって……ずっと一緒にいた薮くんだよ？


俺たちのこと……忘れてるわけ……


中｢えっ……だって……やっ……なんでもない(´･ω･`)｣←


やぶひかがみれないじゃんって口が滑っても言える状況じゃない←


高｢大丈夫だから行っておいで？｣


知｢……うん。わかった。いってくる｣


高｢うん！｣


ちぃちゃんはトコトコ階段を登って行ってしまった。


高｢……知念ボロ泣きしてしまっていてね……今の状況を受け入れたくないって……｣


中｢そうだったんだ……｣


高｢あぁ……｣


中｢少しでも薮くんと仲良くなるといいね……｣


高｢そうだな……｣


それから俺と雄也で料理の準備をした。


どうか、どうかみんな無事でありますように。

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