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知念side
雨は止むどころかどんどん強くなってきている。
それから大貴の歩く速度がどんどん遅くなってきている。
知「大貴？」
なんて言っても
有「んー？なんでもないよ？ごめんごめん！」
ってかえしてくる。
そんでもって大貴の血の匂いがする。
少し歩くと大きな洞窟みたいなところがあった。
走って行ってみると少しくぼみがあるところもあり、雨宿りにはもってこいの場所だった。
知「大貴！！雨宿り出来るとこあったよ！！」
有「ん…あ、ほんとだ…」
大貴が宏太みたいにふにゃっと笑うとゆっくり僕のいる場所へ向かってきた。
2人で座り込み雨宿りをしていた。
知「ねぇ、さっきから大貴の血の匂いがするんだけど…どっか怪我してる？」
有「えっ…」
知「怪我してるんでしょ！？見せて！」
有「だ、大丈夫だからっ…」
知「やだ！！」
僕が大貴の長ズボンをはぐとそこには膨れ上がっている足があった。
有「いっ…」
知「大貴…これ、どうしたのっ…！？」
有「こ、こんなになってたんだ…いや、俺もわかんねぇ…でも、さっきから…動悸が…」
知「！？これって…ヘビに噛まれたんじゃないの！？」
有「ヘビ！？ここらにいんの！？」
知「森だからいるに決まってんじゃん！！」
有「あーあ…長靴履いてこればよかったかなぁ…(笑)」
大貴は苦笑いしているけど笑っている場合じゃないでしょ！？
知「ちょ！毒もってたらどーすんの！！」
有「んー…なんとか…なるんじゃない？」
知「急いでゆうやに電話するから！！」
有「ごめんな…」
急いで雄也に電話をかけた。
ぷるるる
ぷるる
ぷ…
『おかけになった電話は…』
知「どうしよ…繋がんないっ…」
有「この森圏外なのか…まだ毒ヘビって分かったわけじゃないんだし、大丈夫だよ。な？大丈夫。」
知「ｸﾞｽｯ…」
大貴がずっと僕の手を握ってくれていた。
数時間後
はぁっ…はぁっ…はぁっ…
知「はぁっ…はぁっあ…！？」
僕の方が動悸が激しくなっていることに気づいた。
有「ど、した…？ち、ねん…」
久しぶりの血の匂いに自分の体が反応してしまったのだろう。
有「知念…？血…のみてぇの…？」
知「ちがっ…！だ、だいじょーぶ…だからっ！！」
急いで僕は大貴とは逆方向を向いた。
するとイノシシの親子とバッチリ目が合った。
知「そうだ…」
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くーちゃん(プロフ) - りほさん» なんでやねん笑 (2019年12月8日 1時) (
レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
りほ - そういえばこないだこけたw (2019年12月7日 16時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - りほさん» そうよー！やけん絶対大丈夫さ！ 布団入るー！寝るー！おやすみぃ…← (2019年12月7日 8時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
りほ - よし、寝よう！さあ、布団に入って〜！ww (2019年12月3日 21時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
りほ - あああああありりりりりがががががととととーーー！そうやね、大ちゃんが助けてくれるよねー！ (2019年12月3日 7時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーちゃん | 作成日時：2019年10月18日 2時
