47話 ページ48
伊野尾side
有｢……ごくっ…っ…｣
「うぁぁあああ！！！！」
その白衣を着た人はバタバタ体を動かしていたものの次第に動かなくなりその場にゴロンっと寝転がった。
有「……もう…やだっ…」
ポロッ…
大ちゃんは急に泣き出してしまった。
伊「大ちゃんが悪いわけないじゃん。この体にされてしまったんだから…」
有「けいちゃ…」
伊「だからさ、一緒に逃げよ！！そんでさ、俺の家で一緒に住もうよ！」
有「でも…そんなことしたらっ…」
伊「大丈夫！ね？」
そう優しく話しかけると大ちゃんは泣きながら頷いてくれた。
伊「あのドアはなんで触ったら倒れちゃうの？」
有「たぶんだけど、電流がはしってるんじゃないかな…？」
伊「だったら…ドアから抜けるのは不可能か…」
考え込んでいると下から物音が聞こえてきた。
有「っ…」
伊「大ちゃん！？まさか…」
大ちゃんの体が小刻みに震えだした。
伊「大丈夫。きっとどこかから出られるはず…」
辺りを見渡しているとカーテンに隠れた窓を見つけた。
伊「大ちゃん！ここから逃げたら…」
有「でも俺っ…鎖が…」
手の方は自力で外したみたいだったが足には床にくっついてある鎖で繋がれていた。
伊「なにか道具がないかな…」
あたりを捜索していると斧を見つけた。
なんでこんなとこに斧…物騒すぎる…
伊「大ちゃん！斧見つけた！！」
有「！？」
伊「気をつけてね？いくよー？」
俺が斧を振り下ろすと鎖はちぎれた。
自由の見となった大ちゃんはよろけながらも立ち上がった。
ドンドンドンドンドン
「おい！！開けろ！！！」
「逃げても無駄だぞ！！！」
有「っ…」
伊「大ちゃん、怯えなくっても大丈夫だよ？…急いであの窓から出よう。」
有「うんっ」
カーテンを開け下を見ると結構な高さがあった。
普通に怖くて生唾をゴクリと飲み込んだ。
有「けいちゃん。俺に捕まって？あと、あそこの人も…助けてあげよ？」
伊「そうだね…よし、行こう！」
有「うん！」
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くーちゃん(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます！すみません、なかなか更新できず止まってしまっております汗。ゴールデンウィークには更新したいなと思っております。たくさんお話考えておきますので読んでくださると嬉しいです。 (2020年4月14日 18時) (
レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 突然すみません。くーちゃんさんの作品大好きです！この作品はいつ頃更新されますか？楽しみにしてます！ (2020年4月14日 1時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - リコピンさん» コメントありがとうございます泣 最近忙しくてまったくストーリーを考えれてないんです泣 でき次第更新させていただきますね！楽しみにまっていてくださると嬉しいです(^-^)よろしくお願いします！ (2019年8月18日 0時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
リコピン - 更新待ってまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす！！！ (2019年8月17日 13時) (レス) id: 35424f4458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーちゃん | 作成日時：2018年6月10日 17時
