大切な仲間と共に ４

159話 ページ13

有岡side


山田を助けることに必死すぎて毒を入れられたのに気づいたのは数秒後だった。




……




山田が泣いてる？





なぐさめてやんないと……





俺の方がお兄ちゃんなのに……




不安にさせてどうするんだよっ……





でも、体に力が入らないし耳鳴りもすごいし、ゆうこときいてくれない。




ごめんな……





でも大丈夫だよ。





みんな、





きてくれてるからな。




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山田side


俺は友達に言われてどうすればいいかわからなくなっていたら大ちゃんがうごけないはずなのに俺の前に立っていた




有｢おれはっ……はぁっ……俺はどうなってもいいからっｾﾞｪｾﾞｪ……山田に…………涼介にてぇだすなっ！！！！！｣





山｢！？｣





友｢あららっ……友情ごっこ？……なら、いいよ？お兄ちゃんかな？｣






有｢あぁ。兄だよ｣





山｢だ、大ちゃん！！だめだよ！！これ以上はっ(´；ω；｀)｣





キーーーーーー





有｢っ……｣





友｢あはははは！！聞こえてるんでしょ？え？どんな音か俺達にはわかんねえけどな？こんな気持ちわかんねえよな？山田？｣





山｢大ちゃんっ！！｣





有｢触るなっ！！！｣





べしっ





山｢！？｣





有｢はぁっはあっはあっ……っ……うっ……はぁはぁっ｣





山｢大ちゃん……？俺のこと……わかんないの？……｣

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