42話 ひかのこと… ページ44
知念side
薮「どう?少し落ち着いたか?」
こうたのふにゃっとした笑顔を見て僕も落ち着いていっているのがわかった。
知「うん…ありがと…宏太のくせに」←
薮「あはは、宏太のくせにはいらないなぁ(笑)」
笑いながら自販機で買った水を口に含んでいた。
薮「んで、何があったんだ?」
知「ひか…妊娠…してるってきいて…」
薮「うん。」
知「宏太は知ってたの?」
薮「?うん、だって俺とひかるの子だもん」←
知「えっ!?そうなの!?」
薮「そうだけど…??」←
知「一般人の人としちゃったのかと…」←
薮「ゆうり、すっごい純粋なイメージあったけど子作りの仕方知ってんだな」
知「ちょ、バカにしないでよ!」←
あははっと笑った宏太はまたもう一口水を含んだ。
知「どうしよ…ひかにきつくあたっちゃった…」
薮「どんな風に?」
知「し、信じらんないって言っちゃった…」
薮「んー…まぁ、しょうがないよな…男が妊娠してんだもんな…」
知「今何ヶ月なの?ひか?」
薮「3ヶ月だけど…」
知「まって…」
すぐにスマホで「妊娠 3ヶ月」で検索する。
内容を見てみると最近のひかの症状にぴったりで涙がまた止まらなくなってしまった。
知「ねぇ、ひか、しんだりしないよねぇっ…僕と一緒で体弱いじゃんっ……ぐすっ…」
薮「偏頭痛持ちなのが一緒だもんな(笑)大丈夫。危険な状態にならない限り死なないから」
宏太に背中を撫でられまた涙が流れる
知「宏太、僕、ひかにあやまる…ほんとはね?すっごく嬉しいの…産んで欲しい。宏太との子どもならなおさら…」
薮「うん。はじめはびっくりするよな。俺もびっくりしたもん(笑)大丈夫。ひかるなら大丈夫って言ってくれるはずだから。一緒にひかるのこと、支えてくれると嬉しい」
知「任せて。無理はさせないから」
薮「あはは、頼もしいなぁ。さて、大ちゃん家に向かおっか」
知「うん!…あ、僕も持つよ…」
薮「えっ!?い、いいの??」
知「もちろん」
僕が珍しく宏太の荷物を持ってあげるとそうとう驚いた表情をしていた宏太。
なに?そんなに驚く?酷くない?←
来た道を戻り、また大貴の家の前まで来た。
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くーちゃん(プロフ) - くるさぼさん» コメントありがとうございます!!わぁ泣そう言っていただけると嬉しいです!これからも更新していきますので読んでくださると嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2021年1月18日 12時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - くーちゃんさんの作品本当に大好きです!更新がある度にわくわくしながら読んでいます。これからもくーちゃんのペースで頑張って下さい。 (2021年1月18日 0時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くーちゃん | 作成日時:2020年12月6日 14時