34話 突然の訪問者 ページ36
光side
?「なに?なんかやましいことでもかくしてんの!?」
?「いや、そうじゃないけど…」
?「なら早くご飯、食べにいこーよ!」
?「いやいや。だから俺は無理だって…」
?「なんなのしつこい!!」←
?「いや、侑李がしつこいんだわ!」←
言い合いがうるさすぎて寝ることになんねーわ…
重い体を引きずり、リビングの方へと向かった。
光「…さっきからうるさいんだけど……何話してんの……」
俺が声をかけると知念ははっと驚いた表情を見せていた。
知「ひかと……ひかとごはん、行くんでしょ……なら僕もさそって」←
薮「だから違うって…」
知「だったらなんでひかはここにいるの?」
ごもっともな言葉に返せずにいた俺を薮は何かを思い出したように言った。
薮「光が…昨日、体調悪かったみたいで俺の家に連れて帰って看病してたんだよ。今日も体調よくないから俺ん家で休めって伝えてる。」
知念はじぃーっと薮の方を見てため息をついた。
知「看病か…なら看病してるって教えてくれたらよかったじゃん」
薮「だってぇ…」←
知「もう、また今度誘って?今日は帰るから…」
薮「おう…すまんな…」
知「別に」←
完璧にすねた知念は何も言わず扉を閉めて帰っていった。
知念が出ていった玄関を見つめながら薮に問いかける。
光「ほんとによかったの?」
薮「いい。お前置いてどっか行けるわけないだろ…」
光「……薮のくせに…かっこいいじゃん…」
薮「くせにってなんだよ(笑)くせにって(笑)」
光「なんもねーよ」
2人でリビングへと戻りぼーっとテレビを見て過ごす。
薮は携帯を見つめながらへんな顔してる。
なにしてんだか
薮「どうしよ…」
光「なにが…」
薮「侑李まだ家の前にいるみたいで…」
光「え、怖いわw」
薮「どうしても…ご飯食べに行きたいらしい…」
光「いいじゃん、行ってきなよw」
薮「えぇ…光を1人にできない…」
光「俺のことはいいからさ。俺もずっと縛ってしまっていたなと感じてたし…俺も簡単なもの作って食べるから…」
薮「うーん…ちょっと侑李部屋に入れるな?」
光「俺寝室に行っといた方がいい?」
薮「なんでだよ(笑)そこにいて」←
光「ふははっ、わかった」
薮はパタパタしながら玄関の方へと向かった。
騒がしいしやっぱりバタバタしてんなぁなんて思いながらほおずえをついて見ていた。
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くーちゃん(プロフ) - くるさぼさん» コメントありがとうございます!!わぁ泣そう言っていただけると嬉しいです!これからも更新していきますので読んでくださると嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2021年1月18日 12時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - くーちゃんさんの作品本当に大好きです!更新がある度にわくわくしながら読んでいます。これからもくーちゃんのペースで頑張って下さい。 (2021年1月18日 0時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くーちゃん | 作成日時:2020年12月6日 14時