大切なおれたちの宝物 ybhk

11話※ 隠し事 ページ12

有岡side

楽屋につくとマネージャーとはお別れ。



ばいばーいと軽く手を振ると近くにあった座布団にダイブするひかるくん(笑)



有｢ちょwひかるくんww｣



光｢むりぃ〜｣←



有｢二日酔いはしぬよなぁ〜｣



光｢……｣



二日酔いには味噌汁がいいって聞くからインスタントの味噌汁を注ぎひかに渡そうとした。



ひかるくんはびくっとしてだんだん顔が青白くなった。



有｢え？ひかるくん？お味噌汁…ごめん、気分悪い？｣



光｢においが……うっ…｣



有｢えっ！？匂い？｣



匂いがダメで吐く…？え？二日酔いと違う気がするんだけど…



有｢ご、ごめんっ！とりあえずこれ使って！！｣



さっきコンビニで買った時にもらった袋を広げるとその中に勢いよく嘔吐しだした。



有｢えっ…｣



なにか…なにか病気かな…



焦りが勝ちスマホを開いて検索する。



匂い 嘔吐……



まで打つとでてくる検索欄…



………妊娠？



え、ひかるくんが…？いや、違う気がしてならないんだけど…だって男だよ…でも…



ピコンッ



ひかるくんの携帯が鳴った。



少し落ち着いて来たみたいで座布団を枕代わりにしてすぅすぅと眠っていた。



有｢ひかるくん…｣



ごめんなさいと心で謝罪しメールを見させてもらう←



薮『大ちゃんにちゃんと言ったか？』



あの、すみません、何を？←



するとけたまましく鳴り出す電話の音。



その音にはひかるくんも反応して体を起こし薮くんからだよっと伝えると、んっ…と頷いてから電話にでた。



光『もしもし… 』



薮『もしもし、ひかる？大丈夫？体調とかは 』



光『へーき。 』



薮『間違いなく声を聞く限りしんでるけど… 大ちゃんにちゃんと言ったの？』



光『いや…えっと…』



有｢え、薮くん、なんの話し？｣←



会話に入ると薮くんがいたのねみたいな反応を示した。



いやいるよ横に！！←



光『もう薮は黙ってて。俺が言うから。じゃーな 』



薮『えっちょ、あ、ひか 』←ぶちっ



スマホの切るボタンを押してからまた座布団に顔をうずめたひかるくん。



有｢ねぇ…二日酔い…じゃないよね。何があったの？｣

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