大切なおれたちの宝物 ybhk

10話 二日酔い？？ ページ11

有岡side

ひかるくんが車に乗ってきた辺りからなにか違和感を覚える。



……なんか顔青白くない？ひかるくん？？←



しかも薮ちゃんちからでてきたよ？←



え？同居してんの？←



裕翔に報告しないとじゃん←←



カフェラテを1口含むとにがーいあまーい味が俺の口に広がった。



車を動かしてからというもののひかるくんは外を眺めぼーっとしていたり、唾をごくっと飲み込んだりして何かに耐えている様だった。



俺の働かない頭をフル回転し考え出した結論は




…二日酔い？←



二日酔いは辛いよなぁって思っているところに光くんが前かがみになり小さくうめきだした。



さすがにまずいと名取レーダーを察知し←



マネージャーにコンビニに車を停めてもらった。



マネージャーの車芳香剤も強いからひかるくんにとってはきついかもしれない。



そう思って車から出してあげると心做しか青白い顔がいつもの顔色に戻ってきているようだった。



コンビニの中に入ると超特急でお買い物←



ひかるくんが胃薬買わないわけないから…一応スポーツドリンクとお水と……ゼリーとか買ってたらいいかな？あと、ひかるくんの好きなコーヒー？熱もあったらいけないから冷えピタも買っておこう。それと、二日酔いならお味噌汁とかもいいかな？




なんで考えてたらあっという間に買い物が終わった。




ひかるくんのところへ戻るとやっぱり胸を抑えてる。



そうとう二日酔い重いんじゃん…昨日薮ちゃんと何杯飲んだのよ…←



有｢おまたせ〜！車戻ろっか。大丈夫？｣



光｢ん？あ、へーき…ごめんな。ありがとう…｣



車に戻ってからまた会話を始めた。



有｢いやいや〜二日酔いはきついよなぁ〜｣



光｢は？｣←



有｢え、違うの？｣←



光｢え、あ、いや…｣



有｢知ってるんだぞ〜薮ちゃんといっぱい飲んだんでしょ〜！｣←←



光｢あ、うん、はい｣←



有｢やっぱりなぁ〜！早く楽屋行って少し休も？｣



光｢ん…ありがとう…｣



有｢いえいえ｣

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