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1話 光の体調 ページ2

薮side

……



光「……はぁ…」



なに、どーしたのよ←



薮「どうかした?ため息なんてついちゃって…」



光「ん?いや…なんもないよ?」



薮「そう…ならいんだけど…」



光「ん…」



今、俺と光でライブのことについて話し合ってるんだけどなーんだか上の空っていうかぼーっとしてるっていうか…



まぁ、かわいいことに変わりはないけどな←



光「ごめん、なんの話し…してたっけ?」



この会話をするのも数回している。



たぶん聞いてないんじゃなくって頭に入ってこないんだろう…



薮「ん?…あ〜俺も忘れちゃった(笑)ちょっと休憩しよーぜぇーい」←



光「えっ…あ…ごめん…」



薮「いいのいいの。そういう日もあるよ」



そう言いながら俺はふと光の顔の悪さも気になり光のおでこに手を置いた



光「ひやっ!!ちょ、何すんだよこのアホ!!」←←



べちーん←








ただいま顔をしばかれてヒリヒリしてます薮宏太です。



いや絶対なんかあるだろ…しかもなんか熱っぽいし…



考えすぎかもしれないけど、念には念を…



薮「ひかる、これで熱はかって…」



光「は?なんで…」



薮「体調悪いんだろ…長年一緒に居るんだ…それぐらいわかる…」



俺がそういうと顔を下に向けわーったよってだるそうな返事をして熱を計っていた。



pppppp



薮「ん?何度だった?」



光「………36.5」



薮「見せて?」



光「やだよなんで見せないといけないの」



薮「いいからみせろ」


薮「……37.5…微熱じゃん。辛かったね…」



光「んーん…まだ大丈夫…いつものことだし…」



薮「え、は?…いつもの…こと?」



光「あっ……」



薮「いつから…いつ頃から体調悪かったんだ?」



光「いつからでもいいだろ、俺、帰るわ…ごめんな。また今度話そ?」



薮「えっちょ、光!」



がちゃん



光は何も言わずに帰ってしまった。



え。俺なんかしたっけ?←←←



いや、した覚えない…←



がしゃんっ!!!!



薮「……え?」



大きな物音は玄関の方から聞こえた。



急いでドアを開けるとその場にしゃがみこみ必死にお腹あたりを抑えてる光。




薮「ひかる!!ひかる!!しっかりしろ!ひかる!!」



呼びかけにも応答することが出来ないみたいでぎゅっと目を瞑っていた。



俺は急いで救急車を呼び、病院へと向かった。







病院で驚きの真実を聞かされることになるとは思ってもいなかった。

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くーちゃん(プロフ) - くるさぼさん» コメントありがとうございます!!わぁ泣そう言っていただけると嬉しいです!これからも更新していきますので読んでくださると嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2021年1月18日 12時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - くーちゃんさんの作品本当に大好きです!更新がある度にわくわくしながら読んでいます。これからもくーちゃんのペースで頑張って下さい。 (2021年1月18日 0時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くーちゃん | 作成日時:2020年12月6日 14時

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