紅一点はナムジャチングが欲しい

雪もピンクに染まりそう ページ41

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SC「ごちそうさまでしたー！」

JS「美味しかったです」

JH「今日は寒いから暖かくして寝てくださいね〜」

「はいはい、ありがとうね〜！またいつでもいらっしゃい」

MG「はぁー、お腹いっぱい！」

SG「次来た時、絶対ちゃんぽん頼も…」

DN「ヒョンほぼ食べれてなかったもんねw」

VN「言ってくれたら残しておいたのに」



いつかのご飯屋さんで、今日はメンバーも一緒に夜ご飯を食べた


あの日も少し風が冷たかったけど、もうすっかりペディンを着るくらいには寒い




DK「アイス買いに行かない？」

HS「こんな寒いのにアイス？！」

MH「いいね」

HS「ミョ、ミョンホ？！」



店を出て、ぞろぞろと歩き出すメンバー達



『次は辛いの頼まなくていいからね』

JN「え〜なんで！美味しかったじゃん」

WZ「あれ、お前しか食べてなかったよ」



ジュナが「えぇ〜！美味しかったのに」と

少しいじけている


それを見て笑うAとウジ





WN「A、」

『うん？』



俺が呼ぶと、立ち止まり振り返るA


ジュナとウジは気を利かせて、少し先を歩いている




WN「寒い」

『あ！私のポケットあったかいよ！カイロ入れてるから』

そう言って、ほら！とポケットの口を開けて手を入れろと合図してくる




WN「こっちのがいい」


そう言ってAの右手を取り、そのまま自分のポケットに入れた



Aは一瞬だけ驚いたような顔をして、すぐそっぽを向いてしまった

『カイロの方があったかいと思うけどな〜』

耳を赤くして、わかりやすく照れている


……可愛いな



もしかして、俺って結構Sなのか…？(おい)







『え、雪…？』


WN「ほんとだ」


見上げると、澄んだ暗闇から真っ白で小さな粒が落ちてきた



『初雪だ！

ね！写真撮ろうよ！』



さっきまで照れてこっちに見向きもしなかったのに、そんなことも忘れてはしゃぐ姿が愛おしい






だめだ、

俺いつも思うんだよな

なんでこういう何気ない瞬間にこそ、

愛しい気持ちって溢れ出るんだろう












人通りのない路、等間隔に並んだ街灯の下に二人


まるでスポットライトを浴びているみたい


空からふわふわと落ちてくる雪も


演出ではないかと思うほどタイミングが良い



言うなら今だ＿＿＿＿









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WN「好きだよ」









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