＊ひたすら若者組を愛でるだけ＊ ページ6
『若いのはいいねぇ』
｢？Aさんの方が若いじゃないですか｣
『見た目はね。見た目は……』
｢？……まさかAさん、本当は大天使ミカエル様で何万年と生きているとか？？｣
『そんなに私神々しく見える？？やだ嬉しいわ』
｢いえ、見えません！！｣
『正直すぎるのも考え物だね』
｢まぁまぁA、そんなに怒らないで。Aは可愛いし神々しいからね、ね？｣
若者組は可愛い。かっこいい。上から
見た目は十五歳なのでみんなより若いけれど、中身は千歳越えというババァな私である。四郎君の何万年は長すぎるけれどあながち間違っていない。大天使ではないけれど。
てか義経がイケメン。トゥンク。総司は……○ね。
『義経様、結婚してください』
｢えぇっ！？む、無理だよ……僕には静がいるから……｣
妹をなだめるように私に語りかける義経。やだそんなところも可愛い。
｢そうですよ。Aさんなんかが結婚できる訳ありませんって！｣
『総司君はもう一日中コサックダンスして体力使い果たして死になよ』
｢こ、こさっ……？？何ですかそれ。でもAさんが知ってるものなんですからきっとしょうもないのに疲れるものなんでしょうね！｣
貴方世界中のコサックダンサーに謝りなさい！！でも総司君が土方さん達が見てる中ひたすら道場でコサックダンスしてるの想像するとめちゃ可笑しくて笑えるよね。
『はぁ、いつから総司君の育て方間違えたのかな』
｢僕は貴方なんかに育てられた思い出はありません！僕が尊敬してるのは近藤さんです！｣
『ノリが悪いわね！！早くアンタは御先祖様のところに逝っておいでよ！！』
｢もうっ、Aさん！！そんなこと言ってはいけません！蘭、怒りますよ！｣
｢そうですよ！！蘭丸さんの言う通り僕もキリスト様に変わって……お仕置きよっ！｣
『四郎君突然のセーラームー○ネタやめて』
てか蘭、怒りますよって可愛すぎる。信長様から頂けないかな。
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作者名：ふわふわありす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/inotaku093312/
作成日時：2021年1月9日 0時
