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『コンニチワ。本日ハオ会イデキテウレシュウゴザイマス』
｢どうしてそんなに片言でおかしな言葉遣いなんだ……？｣
ハク少年が恐すぎるからだよ、という言葉をぐっと飲み込む。もしこれで殺し方が当初の予定より残酷になったら取り返しがつかないのでね……。
『でお話とはなんでございましょう』
｢あぁ、そのことなんだが……｣
あーはは人生の終わりですそれなりにいい人生だったよ、縄文時代に生まれて、信長とか龍馬と戯れて(一方的に)、凄いお風呂屋で働いて(まだ一日だけ)。ありがとう神様来世は凄い天使に……
｢そなたとは一度あったことがある気がするんだ｣
『あれ死刑宣告じゃなかったんですか？？』
｢何故死刑宣告だと思ったんだ？？｣
いやあんなにやらかした直後呼ばれたら大体死刑宣告かと思うじゃん(思わない)
『てか具体的にいつどんな感じで会いました？覚えてないんです私の記憶力インフルエンザウイルス並だから』
｢そろそろ真面目に会話してくれないか？？ともかく……。昔、数千年前、そなたが私に入ってきただろう？｣
『真面目に会話するべきなのは貴方の方じゃないかな』
ひとつひとつ突っ込みたいんだけど。
数千年前に私が生きてると思う？実際生きたけど、人間に普通聞く？てか君もまだ十二くらいやん。私に入ってきたとは？私は細菌なの？？
｢知らないのか？そなたから神の気配と匂いが微かにする。神との契りを結んでいるように見えたから、知っているのかと思っていた｣
『神との契りぃ？そんなのした覚えはな、い……？』
待って、あるかもしれない。縄文時代、ある儀式で竜田姫様から永遠の命を授かった。まさかそれが契りでは？？
｢契りをしたなら、身体に契約の印……痣があるはずだ。覚えがまさかあるのか？｣
『あるようなないような。印があるならしてるんだと思う』
｢じゃあ確認させてもらうが……いいか？｣
『逆にだめなの？』
｢では失礼する｣
そういってハク少年……ハク様は私の服の首元を、不良が胸倉を掴む感じで引っ張った。最初は何してるんだコイツ、と思っていたけれど次第に別の意味で何してるんだコイツ、。
『すけべ！！変態！！痴漢！！セクハラ！！！』
彼が私の服の首元を引っ張ると、少し服がはだけて肌が見える。気づいてハク少年からのけ反るように逃げたけれど、既に肩まで服はずり落ちていた。
｢だから見ていいか聞いたんだ！｣
『何をするか言わなかったじゃん！！ばか！』
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作者名：ふわふわありす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/inotaku093312/
作成日時：2021年1月9日 0時
