僕の真相とは… (ページ3)

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心替わりページ3

「他に好きな人出来たから」
交換の手紙にはそう書かれていた。
突然の宣告に頭の中は真っ白で理解するまでに少々時間が掛かった。

「今までありがとう」
今考えたらどうして止めなかったのだろうか。
少しでも否定をすれば変わったのかもしれない。
そんな事を今なら考えてしまうが、小学生の頃の僕は素直だった。

「嫌われた…」
そう呟くと同時に涙が込み上げてきた。幸い、近くには隣の席の友人と数人のクラスメイトしか残っておらず大事には至らなかったが、心の傷は癒えるものではなかった。

この頃から恋愛というものが怖くなった。
自分から好きになっても積極的に伝えられない。
また嫌われてしまう…自分をアピールできない…
自分に自信が持てない私に腹が立ち、悪循環を生んでしまうのであった。

今でもこの気持ちは変わらない。
どのように異性に接すれば良いか分からないのだ。
自分を伝えるにはどうすれば良いか。
本当の自分の姿とは何なのか。

答えのない回答を探す為に私は今日も前を向くので
あったのです。