才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

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が、



「おっと危ない」



手に持ってた刃物であっさり弾かれてしまった。

おっと危ないってなんやねん！！

私のフルパワーを返せ！！



「安心しろ。君の大事な先輩には手を出さん。以前恩を受けたからね。あとそっちの君、馬のフン踏んでるよ」


「ぉあ！」



良かったぁ…
このまま目の前で先輩がボロボロになるところを見なくて済んだ…

それにしても馬のフン踏んでるだなんて…さすが不運大魔王。



「A！乱太郎が先に行ったから乱太郎を頼む。僕は後からくる土井先生たちと一緒に行くよ。胃がまだ痛む…」


『はいっ！』



私の全体力よ！

ﾊｲｯ!

まだ全力疾走できるか？

ﾓﾁﾉﾛﾝﾃﾞｽｯ!

よし行こう！！


ーーーーー

あ、乱太郎いたっ

もうだめだ走れない。今日ずっと走ってない？
そろそろ死にそう。明日筋肉痛確定演出。



『乱太郎…！』


「天川先輩！」



乱太郎も今にも死にそうなくらいヘトヘト。



『よく頑張ったね。ここからは天川先輩頑張っちゃうぞー！！』



そう言って乱太郎をおぶる。

死にかけの体に子供1人背負うのはみんなやめよう。
ガチで死ぬぞ。

私はこの話の主人公パワーで死なないけど。

ごめんなさいメタい話して。でも今に始まったことじゃないでしょう？


うざくてごめんなさい。調子乗りました。

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