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10月に入り私も仕事復帰することに。時短だけどね。
10月ってちょっとタイミング悪い。
大卒の新人が入ってくるのと同じ時期だから。
私が復帰初日登庁すると黒田管理官と知らない人が2人いた。
A「おはようございます。そしてお久しぶりです、管理官。ところで、そちらの2人は？」
黒田「片桐挨拶してくれ。新人だ」
A「片桐A。よろしく」
超絶シンプル挨拶。クールに決めたよ(めんどかっただけ)。
新人1「あの、何て呼べばいいですか」
A「苗字にさん付けで。ほかの人も基本的にはそれで」
私はそう言ってデスクに向かった。新人2人私の顔見ておびえてるんですけど(私は化け物か)。
私そんな怖い顔したつもりないのに。
同僚の人たちは至って普通。だってこれが私の職場での通常運転だし。
降谷さんはまだ来てない。私は今日復帰初日だからちょっと早めに来た。
黒田「おはよう、降谷」
あ、来た。
降谷「管理官、おはようございます」
黒田「新人が来てる。挨拶してくれ」
降谷「降谷零だ」
またもおびえる新人2人。普通にあいさつしただけなのに。私達ってそんな怖い？(降谷さん中身ゴリラだけど見た目だけ
降谷さんがデスクに来た。
A「降谷さん、おはようございます」
視線はパソコンのまま言う。
降谷「片桐、おはよう」
新人驚いてるけどこれも私たちの通常運転。私と降谷さんは仕事上のパートナー。これは阿吽の呼吸みたいなもの。
これが日常。
新人たちは「あの2人怖いな」とか「あの女の人絶対俺らより強いよな」とかコソコソ言ってる(聞こえてますけど？)。
やる前からそんな弱気で大丈夫？自分の力量分かってんのはいいことだけどもうちょっとなんていうの頑張ってよ(言いたいこと忘れた)。
まぁ私も新人に負けるつもりはないけど、そんな弱気でやってけんの？
私たちはいつも通りに通常業務をする。
今回の新人2人は男性だから特に問題はなさそう。
そもそも降谷さんと階級離れてるからと関わることほとんどないでしょ。
まず関わるとしたら私からだから大丈夫なはず(関わりたくはないけど)。
降谷さんと関わる場合まず私を通すのが原則となっている。
もちろん風見とかの関係の深い部下はその必要はないけど。
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作者名：2806 | 作成日時：2022年4月6日 10時
