100話記念の番外編! 私の家族2 ページ11
今思い出せばおかしなとこがいくつもあった。菜緒姉は不思議な安心感があったし、菜緒姉のお母さんの料理はなぜかなつかしく感じた。
あと零兄と菜緒姉も親戚になるよね?零兄がお母さんの兄の子供なんだから菜緒姉とは再従兄弟になる。
私の親戚関係も結構変わる。
まとめると
父・実父 母・従叔母 兄・異母兄
零父・従叔父 零母・従叔母 零・再従兄弟 澪・姪 透・甥
菜緒父・他人 菜緒母・実母 菜緒・異父姉
ということになる。
ってことは零兄わかっててあの指輪私にくれたんだ。
改めて考えてみると確かにおかしい。
確かに私はすっごく菜緒姉を慕ってたけどそれだけで指輪渡したりしないもん、普通。
透くんに渡すのが妥当だけどまだ透くんが幼いから成長してから渡してくれとかならまだわかるけど私に持っていてほしいってそういうことだったんだなって。
私が菜緒姉の妹だって知ってたからなんだね。
できれば菜緒姉が生きてるうちに知りたかったな。
そして星川家に正式に挨拶に行った。なかなか心の整理がつかなくてに秋になっちゃたけど。
A「事実を知らずに挨拶が遅くなってごめんなさい。なかなか心の整理がつかなくてこんなじきになって」
星川母「いいのよ、気にしなくて。もともと知らせる予定ではなかったのだから。あなたが日本に住むとなってそれで伝えることにはなったけどなかなかタイミングがなくて今になっただけのことだから」
そのあと今度から母たちを呼ぶときはうちの母を『片桐の母』、星川家の母を『星川の母』と区別して呼ぶことになった。
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作者名:2806 | 作成日時:2021年12月23日 17時