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YG 「お前のさ、曲って全部自分でやってんの?」
「あ、うん、ほとんど
たまに有名な作曲家さん達が作ってくれる曲だったりするけど基本は自分かな」
YG 「ふーん、じゃあさ、この“ 우화 ”って曲も?」
「あ、うん、デビューして結構すぐ作ったやつ」
YG 「へぇ、俺これすげぇ好き」
「、、、、そっか、嬉しいな」
その曲はあなたを思って書いた曲だから
唯一私の想いを曲にしたものだから
“ もしあなたが私を拒み続けても
それでも私の中にはあなたしか存在しないの ”
ただただ私の思う感情を書き綴った曲
いつか届いて欲しいってそう思って
ただ一つあなたに書いたラブレター
嬉しかった、ただただ嬉しくて、少しだけどあなたに近づけたと思った
YG 「あぁ、お前にもさ
こう思うやつがいるんだなって」
「え、」
YG 「他の曲より歌詞が繊細だなって感じた
俺は意味ありげでいいと思う」
YG 「もし今のこの曲の相手を思ってんならさ
今の気持ち書くのも悪くねぇと思うよ」
そう言って真剣な顔で私の顔を見つめる彼
その瞳に何かを吸い込まれそうで
私は何故かその歌詞の相手を目の前に頷いてしまった
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作者名:いのみづちゃん | 作成日時:2020年12月15日 14時