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何を優先するかはわからない
彼女の想い？
私の欲望？
彼の考え？
正解なんてわからない
自惚れるわけじゃないけどきっと彼の言う言葉が本当ならば
幸せになれるのはユナちゃんじゃなくて私だ
でもきっと今のユナちゃんは前の私みたいで
きっと彼女から彼をとったら崩れてしまう
気づけば周りに人がいるのに
それに気づけない
彼の世界から自分が消えて
自分の世界に彼だけがいるなんて苦しいだけ
今の私は幸せでいられてる
気づいたから
自分の周りの存在に
ならば選ぶ未来はひとつしかないのかもしれない
あぁ、なんでこんなにお人好しなんだろ
でもね、わかるよ
1人で寂しい時彼が隣にいるだけで救われるんだよね
それを知っちゃったんだよね
彼は罪な男だな
「ユナちゃん、このままにしててね」
彼女にそう告げて私は部屋にあるメイク道具を床に散らばしていく
YN 「え、なにして、」
「いいから」
困惑するユナちゃんをよそに私はどんどん防弾少年団の楽屋をぐちゃぐちゃにしていく
少し騒がしい複数の声と足音が近づいてくる
あぁ、あと少しだ
私はユナちゃんの目の前にしゃがみこむ
YN 「A、ちゃん、」
「ユナちゃん
幸せになってね」
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サキ(プロフ) - 今日この作品に出会い 無事に号泣しました。明日 目が腫れます 最高でした！！！！！！！！ (2021年7月20日 22時) (
レス) id: fca0c8ce0d (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - 一気読みして5回は泣きました。是非番外編を何個か作っていただきたいです！ (2020年12月23日 1時) (レス) id: 6070170375 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 一気読みしちゃました。その後の2人が気になります！続編お願いしたいです。 (2020年12月20日 9時) (レス) id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのみづちゃん
| 作成日時：2020年12月15日 15時
