【ツイステ】普通の魔法使いに転生した少女はワンダーランドにトリップしました！【東方project】２

第５７話 ページ9

クロウリー「監督生くん。貴方に、これを預けましょう」



クロウリーはユウに古いカメラを渡した



ユウ「これは？」



クロウリー「・・・これは通称『ゴーストカメラ』と呼ばれるものです」



ユウ「ゴースト？」



エース「あ、そればあちゃんに聞いたことあるかも。すっげー昔の魔法道具っすよね？」



クロウリー「すっげー昔というほどでも・・・ゴホン。確かに、君のひいお祖母様か、ひいひいお祖母様が子どもの頃に発明されたものかもしれません」



A「このカメラには特別な魔法がかけられていて被写体の姿だけでなく、魂の一部をも写し取ることが出来るんだ。メモリーとも呼ばれている」



A「さらに撮影者と被写体の仲が親しくなる事によって写真が動画みたく動いたり、実体を伴って抜け出すことがあるんだ」



ユウ「へぇ〜！Aちゃん詳しいね！」



そりゃあゲームをやってたからな



デュース「写ったものが抜け出す？まるで心霊写真じゃないか！」



A「だから『ゴーストカメラ』って呼ばれたらしいぜ」



クロウリー「まだ動画のない時代、より鮮明に思い出を残すために開発されたものらしいですが・・・」



クロウリー「スペードくんの言う通り、昔の人は飛び出したメモリーを見て『ゴーストだ！』と驚き、このカメラで写真を撮られることを非常に恐れたんだとか」



エース「なんか人騒がせなカメラだな・・・」

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