第１４５話 ページ48
〜夢〜
A「ここは・・・何処？」
ああ・・・そうか、ここは夢・・・悪夢か・・・
私はただ真っ暗な空間を歩いていく
？？？「ふふっ、随分と無様な姿ね。A=フォン=フレスベルグ」
A「誰！？」
声がした方を見るとそこには・・・
A「私・・・！？」
幼い頃の・・・まだ茶髪だった頃の私がいた
A(子供)「そう、私はもう１人の私・・・A=フォン=フレスベルグよ。あの地獄を味わう前の」
A「・・・・・・。」
A(子供)「ああ、可哀想なもう１人の私・・・あの地獄で多くのものを失い、誰にも救ってもらえず、そのうえ守りたかった大切な“あの人”にも裏切られるなんてね」
A(子供)「大切な人を守るために強くなったのに、その大切な人に裏切られた。今まで何のために頑張ってきたのかしらね？」
A(子供)「でも仕方ないわよね？だってあの時、貴女に力があれば、あの時に皆を守れていればこんなことにはならなかったもの」
と幼い頃の私は私を嘲笑う
A「・・・それを言うためにわざわざ現れたの？」
A(子供)「これからどうすればいいのかは貴女が一番分かっているはずでしょう？」
A「・・・このまま立ち止まらずに歩き続けるわ。私が強くなったのは大切な人を守るためだけじゃない」
A「奴らを殺すため、奴らに殺された兄弟姉妹を、奴らのせいで死んだ多くの人々の無念を晴らすためでもあるわ」
A(子供)「クスッ！！)そうね、そうよね！だってそうしないと大好きなお義兄様まで失ってしまうもの！」
A「・・・・・・。」
A(子供)「貴女は何者なのか理解が足りてないわ。貴女はもうこの世界では異端の存在。貴女は苦しみ、悪夢に苛まれ、絶望をし続ける運命なのよ」
A(子供)「立ち止まることも泣くことも許されない、永遠にね！！」
バリンッ！！と鏡は割れて私は倒れ込んだ
A「・・・分かってるわよ・・・私が許されないことくらい・・・」
続く (更新停止中)
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ゆーづき(プロフ) - めっちゃ好きです！更新待ってます(*^^*) (2020年3月1日 7時) (
レス) id: 649a099f74 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 楓さん» 指摘していただきありがとうございます！修正しました！ (2020年1月29日 23時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - ブレーダットではなくブレーダッドです。いきなり誤字を指摘してすみません。不愉快でしたら消していただいて結構ですので^ ^ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 0a60ef0381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2020年1月18日 12時
