第１３１話 ページ34
ディミトリ「そういえばお前は何故ここに？まさか誰かを待っていたのか？」
A「いえ、私もちょっと疲れたので・・・。それとここは私の両親の思い出の場所なので」
ディミトリ「お前の両親の？」
A「はい、私のお父様はこの士官学校の卒業生だったんです。卒業後、数年して皇帝に即位しました」
A「それで何かの折に修道院を訪ねた時に、昔を懐かしんでこっそり女神の塔に・・・」
A「塔には、その年に士官学校に入学していた、私のお母様がいました」
A「二人はすぐに惹かれ合ったと言ってました。お互いに初恋だったと・・・」
ディミトリ「・・・・・。」
A「もちろん、当時すでに皇帝だったお父様には政略結婚で迎えた正妃がいましたし・・・子を多くなすために後宮があった」
A「結局、お母様も後宮の一員となりました。その後、お母様とは離ればなれになって・・・」
ディミトリ「そして政争で帝国を追われた継母を、父が見初めて娶った」
A「あのディミトリさんの継母様・・・私のお母様はどんな人でしたか？」
A「残念ながら私はお母様のことは覚えていません・・・。だからディミトリさんの前ではどんな人だったのか教えてくれませんか？」
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ゆーづき(プロフ) - めっちゃ好きです！更新待ってます(*^^*) (2020年3月1日 7時) (
レス) id: 649a099f74 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 楓さん» 指摘していただきありがとうございます！修正しました！ (2020年1月29日 23時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - ブレーダットではなくブレーダッドです。いきなり誤字を指摘してすみません。不愉快でしたら消していただいて結構ですので^ ^ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 0a60ef0381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2020年1月18日 12時
