第117話 ページ20
A「そうだったんですね・・・」
アッシュ「あの、Aさんが最近落ち込んでいたのはルミール村のことが関係してるんですか?」
A「はい・・・。ルミール村に住む人達はアドラステア帝国に生きる大切な民、私は彼らを守り、導いていく皇女の1人」
A「それなのに・・・本当に情けないです」
A「そして本来なら皇女である私が解決しなければならない問題なのに皆さんを巻き込んで・・・」
A「その証拠にお姉様には見限られてしまったみたいですし、私は名ばかりの皇女だったんです」
と悲しそうな笑顔で言うA
ディミトリ「A、お前は本当に・・・馬鹿、いや、大馬鹿だ!!」
ディミトリ「どうしてお前はそうやって1人で全部抱え込むんだ!!」
A「これは本来は帝国の問題で・・・私が警戒してなかったせいで皆さんを巻き込んで・・・」
ディミトリ「俺達は誰1人巻き込まれたと思ってない。助けを求めている者がいたら帝国や王国など関係なく助けるのは当たり前だ」
ディミトリ「大体いつもお前は自分を責め過ぎだ!!」
ディミトリ「それにエーデルガルトはお前を見限ってなんかいない」
A「でもお姉様に避けられていて・・・」
ディミトリ「それはAに何て声をかけらればいいか分からないって、もし私が何か言ったせいでまた自分を責めたらどうしようって・・・あいつは悩んでたんだ」
A「じゃあ私の勘違いだったんですね・・・」
ディミトリ「そういうことだ。それと1人の力で成せることなど意外と少ない。困った時には俺や皆を頼れ、仲間だろ」
A「仲間・・・」
Aが周りを見渡すと皆は頷いた
A「ポロポロッ!!)・・・ありがとうございます!!」
Aは涙を拭いながら皆に感謝の言葉を言った
ディミトリ「暗い雰囲気にしてすまない。さて、パーティーの続きをしようか」
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ゆーづき(プロフ) - めっちゃ好きです!更新待ってます(*^^*) (2020年3月1日 7時) (レス) id: 649a099f74 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 楓さん» 指摘していただきありがとうございます!修正しました! (2020年1月29日 23時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - ブレーダットではなくブレーダッドです。いきなり誤字を指摘してすみません。不愉快でしたら消していただいて結構ですので^ ^ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 0a60ef0381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2020年1月18日 12時