第１０１話 ページ5
興奮している間に野坂君が蹴ったボールはゴールに入った
(人２)「ハッ！随分と無様だったな、アンタ」
アナハン「クッソォォォォォ！！」
アナハンの叫びがフィールドに響き渡った
灰崎「どういうことだ？野坂」
野坂「グリッドオメガ、悪を成敗するためにちょっとズルい技を使わせてもらったよ」
明日人「グリッドオメガで悪を成敗・・・？」
野坂「どういう理由があれ、グリッドオメガのためだと知っていたら特訓に身が入らなかっただろ？」
灰崎「しかしそれをここで使うとはな」
野坂「こういう時にこそ生きる技だと思ってね」
灰崎「確かに・・・」
アナハン「汚いぞ・・・！こんな技を・・・！」
野坂「あっはははは！僕は戦術の皇帝、僕の国を攻めてくる敵は誰であろうと叩きのめす！」
アナハン「これは公式な世界大会だ！！こんな事してただで済むと思うなよ！！」
A「君、ブーメランって言葉知ってる？今、君が言ったことそのまま返すよ」
(人２)「本当にそう思うならその卑劣なやり方を止めてから言うんだな。汚くて醜いお前らは俺の大切な家族を傷つけた！！俺はお前らを絶対に許さない！！」
(人２)兄さんの目はオリオンに対する怒りと憎しみで満ちていた
アナハン「ぐっ・・・審判！見てたか！！これは反則だ！！」
アナハンは審判の方を見るがさっきまでいた汚い大人ではなく、別の人に変わっていた
アナハン「前半と主審が違う！？お前、何をした！！」
野坂「さっきまでの主審の人、不正な事をしてたのがバレたみたいで交代になったらしい」
アナハン「き、貴様！卑怯だぞ！」
野坂「卑怯だって？笑わせないでもらいたいねサメが小魚を食らう事が卑怯だと呼ぶのなら、そうなんだろうね」
アナハン「な、何だと！？」
灰崎「お前達はコイツの怖さを知らないらしいな」
灰崎「教えてやるよ・・・コイツはな、目的のためなら手段を選ばない冷酷な男だ」
野坂「灰崎君、それは聞き捨てならないな。知ってるはずだよ？僕は崇高な目的のために動いている」
灰崎「フッ・・・」
野坂「君達には言ってなかったね」
野坂「僕はこの手で・・・世界を変える・・・！」
灰崎「決め台詞・・・一緒じゃねぇか・・・」
風丸「野坂悠馬、完全復活だな！」
明日人「お帰り！野坂」
一星「・・・・・・」
皆が野坂君の帰還を喜ぶ光景を一星君は睨むように見ていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルナデッタ(プロフ) - 御霊tさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからも楽しく読んで頂けるように頑張ります！ (2019年9月28日 20時) (
レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - 続編おめでとうございます。前作で次男くんが代表入りしてさらに話が面白く感じます。毎日楽しく読ませていただいています。これからも更新頑張ってください (2019年9月28日 6時) (レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2019年9月28日 3時
