フレスベルグの少女【ＦＥ風花雪月】

第６話 ページ7

ベレトが青獅子の学級に入って約１週間がたった



毎節の終わりには課題出撃がある



今節は現時点での生徒達の実力を測るため、三学級での学級対抗模擬戦が行われる



飛竜の節に行われる鷲獅子戦とは違い戦闘に出れる人数は少なく戦場も狭い



戦闘に出られるのは学級の担任教師と生徒4人の合計５名までだ



当然教師になったばかりのベレトも出撃することになっている



ディミトリ「いよいよ模擬戦か。はは、腕が鳴るな。先生はどうだ？」



ベレト「楽しみだ」



ディミトリ「良かった。先生の采配、期待してるよ。俺達も勝利のため力を尽くそう」



ディミトリ「大丈夫だ。手強い相手かもしれないが、きっと勝てる」



ベレトとディミトリが話しているとクロードとエーデルガルトとAが来た



A「ベレト先生にディミトリさん、何を話しているんですか？」



クロード「作戦会議かい？俺達も交ぜてくれよ」



ディミトリ「勘弁してくれ、手の内は隠すものだろ。相手が強敵なら、尚更だ」



クロード「そりゃあ光栄。ならば期待に応えて、俺達も奇策を用意しておかないと、なあ？」



エーデルガルト「ええ、貴方達がどんな手で来ようとも、それを上回る戦術でうちやぶってあげる」



ディミトリ「いや、張り切るのはいいが・・・。あまり、無茶しないようにな」



エーデルガルト「へえ、敵の心配をするなんて、随分と余裕があるようね、ディミトリ」



クロード「おやおや戦いはまだだってのに、そんなに熱くなって・・・我が学級は楽を出来そうだ」



ディミトリ「そういうつもりじゃ・・・いや、悪かったよ。何はともあれ、実りある戦いにしよう」



ベレト「負ける気はない」



エーデルガルト「そう。貴方がそう言うのなら、手を抜いてあげる必要はなさそうね」



A「お姉様、そろそろ作戦会議の時間です。皆さんの所に行きましょう。私達も作戦を立てなければ」



エーデルガルト「そうね、それじゃあ私達は行くわ」



クロード「もうそんな時間か。それじゃ、お二人さん。また後でな」



そして三人は去っていった

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