フレスベルグの少女【ＦＥ風花雪月】

第４３話 ページ44

狙いを聖廟に絞ることができた私達は儀式に備え、訓練に力を入れた



そして儀式当日・・・



〜大聖堂〜



ディミトリ「いよいよ女神再誕の儀が始まる。俺達も打ち合わせ通りに動こう」



ドゥドゥー「は、お任せを。・・・先生も、問題はないな」



ベレト「問題ない」



イングリット「ええ、しっかり狙いは絞れましたからね。務めを果たして見せましょう！」



ディミトリ「先生、頼みにしているからな。さて、それじゃあ・・・」



その時、セテスさんとフレンさんが来た



セテス「君達、緊張感が足りないようだが？間もなく女神再誕の儀が行われるのだぞ」



セテス「我々が女神の塔に入っている間、警備が薄くなりそうな場所を特に警戒してくれ」



フレン「先生、聞いてくださいます？お兄様ったら、酷いのです」



フレン「心配だからお前は棺の中にでも隠れていたらどうか、なんて仰いますのよ？ふふふ」



それ笑って話す内容・・・？



A「セテスさんのお気持ちも分かりますがいくらなんでも大切な家族であるフレンさんを棺に隠すのはさすがに・・・」



フレン「やっぱりAさんもそう思いますのね」



セテス「そ、それは冗談だと言っただろう、フレン。お前は私の後ろにずっといなさい」



セテス「ベレト、君は教師としてしっかり生徒を指導するように。以上だ」



フレン「皆さん、失礼いたします。儀式の後でまたお会いしましょうね」



フレンさんは笑顔でそう言うとセテスさんと共に去っていった



ドゥドゥー「時間か」



ディミトリ「さあ、予定の場所に身を隠すぞ。聖廟への入口を見張るんだ」



ディミトリ「怪しい者が入っていくことがあれば、後を追って一人残らず捕まえる。いいな？」



ベレト「コクッ)」



ついに女神再誕の儀が始まる・・・あいつらが姿を現す可能性は低いけど、もし現れた時は・・・



A「ボソッ)私の手で必ず・・・！」

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