私の執事 F.K

私のお仕事１ ページ10

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わたし、AAは

こんななりでも社長なわけで。





まあ社長っていっても

まだまだ勉強不足だし経営なんて出来ないから

ほとんどが健人くんと叔父様の指導の元に

私の会社は動いてるってわけだ。








だから私何もしなくていーじゃーん☆


と思いきや、











風「これ全部今日中に目通してサインだと」


『なにこの量、吐きそう』




バサァァアって置かれた書類の山。


全部会社関係のもので、
一応社長の座にある私のサインが必要らしい。








『こんなのどうせ誰も見ないっしょ？
ちゃちゃっとサインしときゃいいのよ』

風「汚ったねぇサイン」

『うるさい』





ある程度は目通しておかないと
中島にはバレるぞ

って言われて
確かにそれは言えてるなって思って
仕方なく一枚ずつ手にとってみる。







『…読んだとこで分かんないんですけど』


風「お前の下で働くリーマンに同情するわ」







カチンときたけど間違ってないから怒れない。










コンコン





しばらく一人で書斎にこもっていると
ドアをノックする音が響いた。





多分風磨が進行具合チェックしに来たんだと思って


はぁ〜い


って超絶ヤル気０の声で返事をする。








「…えっと、失礼します」


『…ぬわ！！？』


「あっ、初めまして」







ちょ、ちょちょちょちょい待って！！


目の前にゴッド級のイケメンおるやないかい！！







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