私の執事 F.K

私の執事品評会８ ページ40

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司会「それでは最後となりました！
トリを飾って下さるのはAお嬢様です！」







赤いカーテンが下ろされたステージに

風磨と隣りに並んで立つ。









風「緊張してんの？」


『まさか 私を誰だと思ってんの』







カーテンが上がって一気に照明が当てられる


その瞬間、会場から歓声が沸いた








司会「おおおお！！これはまさに”仮面舞踏会”！！」







風磨のエスコートでステージの階段を降りると、
そのまま会場をぐるっと一周した。








健「え？いつの間に手直ししたの！？」

勝「やっぱり風磨くんにはまだ敵わないなー笑」

マ「僕こっちのほうが好き！」

聡「そっかこんなアイデアもあるのかぁ〜っ」







あの後風磨は破れたドレスをダメージ加工に
仕立てて、

モモちゃんにお願いして貸してもらった

魔法ステッキのおもちゃに少し手を加えて

手持ち付きの仮面に変身させた。









『…やるじゃん』

風「俺を誰だと思ってんだよ」







いつもなら調子乗んな！って言うとこだけど

今日に関してはまぁ許してあげることにする







モモ「A つんでれ」

『！！？』

北「モモそんな言葉いつ覚えたの？」

風「可愛いのは今のうちだぞ北斗、
知らないうちにこんなんになるから」

『こんなんて何だし！！』











こうして余裕な笑みを浮かべる私の執事は

やっぱり今年も♠ランクを守ってみせた。








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