私の執事 F.K

私の勤労感謝３ ページ22

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『あれ、ジャガイモって
食べれるところこんなに少ないっけ？』





左手に乗った一口サイズのジャガイモちゃん。


「芽を取る」って知識は持っていた私


皮を剥き終わった時点では
それなりのサイズがあったのに、
包丁で芽をとったら何故かこんなサイズに…





『…まぁいっか！次！』



















『…ぅうっ…目が…』





玉ねぎを切ってたら
目の奥がツンツンし始める


玉ねぎってこんなに痛いもんだったっけ…




まだ４回くらいしか包丁入れてないけど
玉ねぎってどれくらいまで刻めばいいの？




ザクッ



ザクッ






『…ぐぁぁああ痛い！無理！次！！』



















『中火にかけてアクを取る…』




ってパッケージに書いてあったけどさ、

ねぇ待ってアクってどれ？





『こいつか…？』

風「それ肉の欠片」

『あ、なるほどね〜♪…って！！』







だからなんでいるんだよぉぉおおお！！！







『あっち行っててって言ったでしょ！』

風「ちょっと様子見に来ただけじゃん」

『そんな心配しなくても大丈夫だから！』

風「だってお前包丁握るのなんていつ振りだよ？
出来たカレーに指入ってそうで怖い」

『入れんわ！！もう出てって！！』








風磨の背中を押して
無理矢理 厨房から追い出す。





だ、大丈夫だし！

私にだって出来るよカレーくらい！





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