私の執事 F.K

私の執事２ ページ3

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「只今お茶をお持ち致します」

『いつもので宜しく』

「かしこまりました」






黒い執事服に身を包んだこの男。


私が両親を亡くしたときから
ずっと私に仕えている執事、菊池風磨。





やることなすこと全て完璧。








「相変わらず風磨くんは優秀だなぁ」


『あら、叔父様はお口がお上手ですこと。
うちの菊池なんてまだまだですよ』







一瞬キッチンのほうから殺気を感じたのは多分気のせい。














風「お待たせ致しました。
本日入荷したアールグレイで御座います」


叔父「ありがとう」

『頂きます』











『…ぶっ！あっつ！！！！！』


叔父「A！？だ、大丈夫かい！？」





は！？くっそ熱いんですけどこの紅茶！！！











風「お嬢様、お洋服が汚れております。
お部屋で着替えてこられては？」


『え、えぇ…そうするわ』







こいつ絶対確信犯だろ！！！


顔笑ってんじゃん！！！







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