私の執事 F.K

私のお仕事２ ページ11

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『健人くんの執事！？』


「佐藤勝利といいます。
いつも主がお世話になってます」


『こ、こちらこそっ』





丁寧にお辞儀してくれたゴッド級イケメンは

私の先生、健人くんの執事さんらしいです







勝「健人くんに仕事の進捗状況を
見てくるように言われたんだけど…どう？」


『え』




どう？と言われても
まだ目の前には書類の山が1、2、3…








『こんな感じです』


勝「かなり難航してるみたいね笑」





ちょっと健人くんに電話してくるね

と言って書斎を出て行くイケメン。








健人くんの執事の勝利くん…





イケメンとイケメン…





なにこのツーショット最高かよ…











風「顔ニヤついてんぞ」


『…ハッ！』





お、おま……いつからいた！！







風「どうせ勝利のことゴッド級イケメン♡って
また頭ん中お花畑になってんだろお前」


『はっ、な、な、なってないし！』





なってるよ！！
なってて悪いか！！










勝「あっ、風磨くん！」


風「よお。元気だったか？」


『え？ふたりって知り合いなの？』


勝「風磨くんは執事養成所の先輩なんだ」





…ほう、そんな繋がりが









『ねぇ、ねえってば風磨』こそこそ

風「なんだよ」

『勝利くんの昔の写真とか持ってないの？』

風「……」

『なによ、なによその目は』

風「一瞬お前の将来が心配になった」

『ふん、余計なお世話だわ』










勝「何話してたの？」

『ううん何でもないよ♡
仕事の続きするね〜♡』

勝「？」

風「……」





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