【警察学校組】同期としてみた、されてみた。2【名探偵コナン】

髪ゴムくわえてみた ページ4

･降谷零

(……これは、なかなかだな)


顎に手をあててくすりと微笑んでる。何を言うでもないけど、普段見えないうなじとか生え際とか見えるのいいなあってホクホク。唇にゴムを挟むせいで少し強調されるリップにちょっとだけ変な気分になったり。彼女の化粧台にあるヘアゴムを見る度にちょっとその光景を思い出してる。髪を結う彼女を見つめて、結び終えたら不意にキスしてきそう。



･松田陣平

｢…いや、悪くねえなって思っただけだ｣


朝の支度中、洗面台で彼のハミガキの横で髪を結うA｡ふと横の彼女を見た時に、朝起きたてで無防備な顔と不釣り合いに強調される唇やうなじを見て目が冴えるとともにテンション上がってる男。ついガン見しちゃってなにか変？と聞く彼女にフッと笑って言う。彼女がえって照れてる間にうがいして歩いて行く。ちょっとだけ彼の耳が赤いのはナイショ。



･諸伏景光

｢見ていたくて。キミの顔が凛としていくところ｣


捜査中や真剣にならなきゃいけない場面で、気合いを入れ直すように髪を結ぶ彼女。それをじっと見つめているのがバレて、優しい目で言う。彼女が切り替わる瞬間がすごく好き。普段自分の前で朗らかに弧を描く唇がきゅっと小さくなって凛とするその姿に自分もやる気をもらうし好きが増していく。結び終えたら彼も警察の顔で、Aの隣で捜査をする。



･萩原研二

｢なんか、こーいうのって、俺だけの特権だと思うと良いよなあってさ｣


朝起きて、ふと隣で寝た彼女がいないのに気づき洗面所に向かうと髪を結う彼女が。ふわ、と髪を揺らしながら振り向き、口にゴムを挟んだまま言いづらそうにおはようと笑いかける彼女にノックアウト。はあ〜〜と両手で顔を覆い座り込む。どうしたのと聞けばこぼれ落ちたように告げられ今度は彼女がノックアウト。顔を上げた彼にへらりと微笑まれる朝。




〜 lob 様リクエスト〜

･

変な声聞かれてみた→←お化け屋敷行ってみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す