【警察学校組】同期としてみた、されてみた。2【名探偵コナン】

喘息助けられてみた ページ27

･降谷零

｢いいか、僕を見ろ。僕に合わせてゆっくり呼吸するんだ｣


冷静に対処。彼女の肩を掴んで目を合わせ、大袈裟に息を吸って呼吸のお手本を見せる。ぼんやりする意識の中でも彼の真っ直ぐな目のおかげで安心感を覚えられる。少し落ち着いたら肩を掴んでいた手を背中にまわし、背中を軽くさすってくれる。手際がいい男。落ち着いたあとお礼を言うと｢僕の声をちゃんと聞けていたからだ｣と優しく頭撫でてくれる。



･松田陣平

｢焦んな。大丈夫だ、俺がついてる｣


焦りこそ最大のトラップ、と考える彼だからこそ思考は冷静。優しく後ろから背中をさすってくれる。その間片手でケータイを持ち喘息の対処法と救急車を呼ぶかどうかの判断を調べてる。｢ゆっくり呼吸しろ｣｢なんにも心配すんな、大丈夫だ｣ってずっと声掛けててくれる。彼も平静ではないので、落ち着いたら無言で抱きしめられる。



･諸伏景光

｢救急車呼んだからね、もう少し頑張って。……何もしてやれなくてごめん｣


すぐに病院へ連絡して咳の止まらない彼女の背をさすったり手を握ったりと献身的。怪我なら手当なりなんなりできるけど病気では自分は彼女のために何もしてやれないので歯がゆい。迷惑かけてごめんって謝ろうとしても咳き込んじゃう彼女に｢いいから、無理しないで。オレにAのこと心配させてよ…彼氏なんだから｣と眉を下げて手を握る。



･萩原研二

｢病院行こう、すぐ。辛いのに無理しなさんなよ｣


酷い訳では無いけど軽い咳が止まらなくて、そのうち呼吸が覚束なくなる。そんな彼女の腕をとって真剣な顔で言う。これ羽織って、とかマスクしていこうなとかぱっぱと準備を済ませて車を出す。俺の彼女が辛いのに救急車なんて待ってられねーって思ってる。病院で落ち着いてお礼言ったら｢どーいたしまして、次は自分から頼ってくれたらもっと嬉しいな｣って笑う。



〜 どれみ 様リクエスト〜

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