【警察学校組】同期としてみた、されてみた。2【名探偵コナン】

彼の手に怯えてみた ページ15

･降谷零

｢すまない、僕が先走った。…泣かないでくれ｣


彼女が男性にトラウマがあるというのは知っていた。少しは慣れたかと思いそっと頬に触れた時に彼女が露骨に怯えて、手を振り払われる。彼を振り払った事実に泣いてしまう彼女を触れられないながらに慰める。あやそうにも背中も頭も撫でてやれないし言葉をかけるしか出来なくてずっと優しく｢大丈夫だ｣｢君のタイミングで進めよう｣と喋りかけてくれる。



･松田陣平

｢悪かった、もう触れてねえ。もう怖いことなんかねえから｣


彼女の髪が乱れてるのを見て無意識に手を伸ばしてしまう。トラウマからそれを思い切り叩いてしまい、男性に逆らったとまた泣いて怯える彼女。両手を軽くあげて降参のポーズで慌てて慰める。怖いことはないと言いつつも俺自体が怖いのか、と｢俺が嫌なら離れててやるから｣と言うも彼女が弱く首を横に振るので抱きしめたい衝動に耐えてそばにいる。



･諸伏景光

｢怖かった、よな。ごめん、本当にごめん｣


同じくトラウマを抱えていたもの同士それを刺激される辛さも分かるので彼女に触れてすぐにやってしまったと触れた手を離す。いつかはちゃんと原因を聞いて犯人を裁いてやりたい。触れられなくてもそばに居たくて、彼女が落ち着くのをじっと待ってる。毛布をかぶって怯える彼女に何もしてあげられないのが歯がゆいし、彼女が落ち着いたら精一杯甘やかす。



･萩原研二

｢…っごめん、謝りたい。謝らせて、お願い｣


好きだからこそ触れたくなってしまうしそもそも人との距離が近いのでつい勢いで肩を組んでしまう。すぐに気づき、嫌だと叫ばれると同時に手を離す。背も体格もある自分は傍にいたら怖がらせるだけだと千速さんに慰めてもらう。でもドアの前で落ち着くのをずっと待ってる。千速さんの許しが出たあと、おずおず部屋のドアを開けて言ってくる。




〜 さ和光 様リクエスト〜

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