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優しさを込めて ページ23

シルバー「よかった…親父殿…」

マレウス「シルバーはあんなことをして後悔はしていないのか…?」

セベク「シルバー、お前、本気でAさんの事…」




どこかすっきりした顔で椅子に座ったシルバーにマレウスは優しく問いかける。




シルバー「もちろん、よかったですよ」

マレウス「本当に、リリアをAのもとへ行かせるために言ったのか?」




それは…と言って言葉を詰まらせ、沈黙が続く。




シルバー「前世の俺は…親父殿を悲しませることしかできなかった。だから…今、親父殿には幸せになって欲しいんです。それが…俺の気持ちを利用する事になっても…!」

セベク「…!!」




シルバーはまっすぐな目でマレウスに話す。




マレウス「お前も…不器用だな…気持ちの伝え方が…」




セベクと顔を見合わせて苦笑し、再びシルバーの方に向き直ると、シルバーはもう寝ていた。




マレウス「まったく…こんな時でも寝るのか…」




マレウスはそう言ったが、セベクは眠りながら静かに涙を流すシルバーの姿を見逃さなかった。




セベク「…シルバー」




彼の優しさに思わずセベクも泣くところだった。

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Fの小説(プロフ) - 星猫さん» 合作は作者の手の状態が悪いのと、合作をしたくないという勝手な理由により必ずお断りしています。ごめんなさい… (2021年3月2日 23時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか? (2021年3月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます!更新遅いですが、頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2020年12月26日 16時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新楽しみに待っています (2020年12月25日 0時) (レス) id: 39848ca80e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fの小説 | 作成日時:2020年11月20日 6時

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