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慣れない洗濯と狩人たち ページ48

ルーク「…ここにいても洗濯はできないんだよ、ムシュー・アイス。でも大丈夫さ!私がきちんと教えてみせよう!」




たしかに、ここは芝生が広がる運動場だ。なんでここに行こうと思ったんだ…?




A「ここに来てくれたのがルークでよかったです…!よろしくお願いします!」

ルーク「そうだね…では、ポムフィオーレに行こうか!様々な洗剤があるからね…」


_________________________

ヴィル「ちょっと!?!?これはいったい何なの!?ルークはどこにいるの!?」

A「あ、ヴィル…!ごきげんよう」

ヴィル「あら…Aじゃない。ようこそ、ポムフィオーレへ…ってそんなこと言ってる場合ではないわよ!アンタ、ルークは見なかったかしら?」




珍しくノリツッコミをするヴィル。その顔には焦りが見える。




A「…ルークならここにいますよ?」

ルーク「私はどこで間違えたのだろうか…なぜ…こんなことに…」

ヴィル「ルーク!?アンタ、なに、その顔!」




その恰好でルークは珍しく素でいるようだ。洗濯機のすぐ横で小さく体育ずわりをしていた。
ルークの顔や体には泡が…いや、ポムフィオーレの洗面所が…もっこもこの泡だらけになっているのだ。
ヴィルがそんな顔で駆けつけてくるのにも納得がいく。




ヴィル「…この状況…説明してもらえるかしら…?」汗

ルーク「実は…ムシュー・アイスに洗濯の仕方を教えていて…洗剤の量を説明する前に全種類の洗剤を全て半分ほど入れてしまってね…ここの寮生の服だったからよかったのだが…」




いやいやいやいやいやよくないでしょ汗
ここの寮生だからよくない気がするんだけど???




そう言いそうになる気持ちを何とか抑えたヴィルは、震える手を隠すこともなくこう言う。




ヴィル「A…私も一緒に教えるわね…いいこと?絶対にアタシとルークがやってみてと言う前に行動しないように…いいわね…?」

A「はい!私、何も分からないことだらけですが、どうぞよろしくお願いいたします…!」

ルーク「…すまない…ヴィル…」汗




…キラキラと光る瞳にこの先の不安がさらに募るばかりだった。

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天音(プロフ) - 個人的な欲ですが、私は夢主ちゃんが対外的には男子とされている女の子だと思って読ませて頂いてます。 (2020年10月29日 17時) (レス) id: 2255e22e41 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - いえいえ!更新楽しみにしてます! (2020年9月14日 17時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - SPICAさん» あぁぁぁぁ!!本当にやらかしてました!ご指摘、本当にありがとうございます!すみませんでした!! (2020年9月14日 15時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 何回もすみません。気になってしまって…。作品はすごくおもしろいのでお気に入りに登録させてもらいます (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 「顔」のジェイドのセリフなんですがジェイドも〜ではなくフロイドも〜ではないでしょうか? (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fの小説 | 作成日時:2020年8月28日 23時

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