さぁ、お掃除を ページ37
カリム「しっかし…ハデにやったな！触ってもいいか！？」
A「えぇ…大丈夫だとは思いますが…」
ジャミル「おいカリム、やめろ…」
うわー！冷たい！とカリムが叫ぶからジャミルの声はかき消されてしまった。
すると、マレウスとルークがこちらに近づいて来た。
ルーク「ムシューA、少しいいかな？」
A「はい？どうしましたか？」
マレウス「これ、どうやって元通りにするつもりだ？まさか植物も全部新しいのに変えるとかではないよな？」
…実は私もそのことについて毎回考えてはいるが、分からないままだった。魔力放出が終わるその日の朝には凍っていたはずの部屋は何事もなかったかのように元通りになっているのだから。
A「……そうだ…」
私は、毎年この子が入っている氷を握りしめて寝ている。もしかしたら…
そう思いながら私は植物園の真ん中に立つ。
A(聞いて…私、愛というものを知りました…皆さん、とてもやさしくて、今、心がとっても暖かいです…)
すると、あたりから柔らかく、温かい風が吹いてくる。とても心地が良く、いつも私が寝ているときに吹いてくるあの風だった。
A(聞いて…私、ずっとあなたに言えなかった事がありました…あなたが言ってくれて大好きの意味、ようやく分かった気がして…私も、ずっとあなたの事が…大好きです…！)
目を開けると、凍っていた部屋は全部元に戻っていた。
花もきれいに咲いていて何かあったっけ？と言っているようにも見える。
ヴィル「なに…今の…」
オルト「……きれいだったなぁ…！」
授業が終わる前に掃除終わったな〜と言い合い、中庭にみんなで寝ころんだ。
青い空を見ながら、みんなが笑っていて…
もちろん、Aも。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 305人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天音(プロフ) - 個人的な欲ですが、私は夢主ちゃんが対外的には男子とされている女の子だと思って読ませて頂いてます。 (2020年10月29日 17時) (
レス) id: 2255e22e41 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - いえいえ！更新楽しみにしてます！ (2020年9月14日 17時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - SPICAさん» あぁぁぁぁ！！本当にやらかしてました！ご指摘、本当にありがとうございます！すみませんでした！！ (2020年9月14日 15時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 何回もすみません。気になってしまって…。作品はすごくおもしろいのでお気に入りに登録させてもらいます (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 「顔」のジェイドのセリフなんですがジェイドも〜ではなくフロイドも〜ではないでしょうか？ (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fの小説 | 作成日時：2020年8月28日 23時
