孤城の主 ページ32
グリム「A…！オレ様なんだゾ！」
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リリア「時間じゃ。わしらも行くとしよう。お主たち、万が一のためにしっかり防御魔法をかけるように」
ドアを開くと、いつもたくさんの花が咲いていた植物園はすべて氷の花に変わっていた。
幻想的な景色ではあるが、とても恐ろしい場所だった。
トレイ「これは…全部凍ってるのか…？」
ケイト「マジカメ映えしそうだけどね…触ったらどうなるんだろう…」
じゃあ触ってみるか！と言って手をのばすカリムを必死に抑えるジャミル。触ったらどうなるかなんて誰も分からない。カリムが触ることは絶対に許されないだろう。
オルト「……みなさん、ごめんなさい…僕はここの環境に合わないかも…ボディに何かあったら兄さんに迷惑をかけてしまうから…」
ルーク「オーララ。それは大変だ。気を付けて戻るんだよ！」
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一方、監督生たちは、外廊下から動けず、できるだけ日が当たる方へ行き、エースの膝の上に監督生の頭をのせて、デュースとエースの上着をかぶせて温かくしていた。
「これ…毛布…少しでも足しになればいいと思って…」
そこにはたくさんの毛布を抱えているイデアがいた。
デュース「先輩…？ありがとうございます！」
監督生の足は太ももまで凍っていた。
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リドル「静かに…見つけたよ」
後ろでがやがやさせているカリム達4人にリドルが声をかけ黙らせる。Aを見て、全員が息をのんだ。
Aは髪を下ろしていて、どこか切なそうな瞳をしていた。その周りに氷のとげがあり、全部Aを囲んでいた。
A「それではグリムちゃん…どうして私が授業を受けない時期があるのかをお教えしますね」
Aの手にはいつもの髪飾りが握られていた。
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天音(プロフ) - 個人的な欲ですが、私は夢主ちゃんが対外的には男子とされている女の子だと思って読ませて頂いてます。 (2020年10月29日 17時) (
レス) id: 2255e22e41 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - いえいえ！更新楽しみにしてます！ (2020年9月14日 17時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - SPICAさん» あぁぁぁぁ！！本当にやらかしてました！ご指摘、本当にありがとうございます！すみませんでした！！ (2020年9月14日 15時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 何回もすみません。気になってしまって…。作品はすごくおもしろいのでお気に入りに登録させてもらいます (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 「顔」のジェイドのセリフなんですがジェイドも〜ではなくフロイドも〜ではないでしょうか？ (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fの小説 | 作成日時：2020年8月28日 23時
