始まりは冷気から。 ページ3
？「うおぉぉぉぉ！！？A！？」
沈黙を破ったのは、なんとリリアだった。
A「リリア…久しぶりですね」
リリアに抱きつかれたAという生徒は女声みたいだが低くどこか冷たく、透き通ったきれいな声をしていた。
エース「なんだか…お、女みたいだな」
デュース「何年生なんだ？」
身長もリリアとほとんど変わらない。
たしかに女子に見えるよねとつぶやく監督生。何かに気がついたようだ。
監督生「ねぇ、あの人の腕についてる紐の色って…」
「そうじゃ。わしらの寮の色じゃぞ」
え？と思いながら後ろを振り向くと、やはりリリアが立っていた。
A「リリア…みなさんお困りのようですよ…急に走っていかないでください…」
そう言いながらこちらの方に来たAは近くで見るとさらに中性的に見える。
周りの人たちの視線がAに集まっているのが分かる。
リリア「あははは、すまないな。こいつはのぉ、わしらと同じ寮の2年。Aじゃ。今後、会う事があったら仲良くしてあげてくれ！」
さぁ！行くぞ！マレウスもきっと喜ぶぞ！え、私さっき寮から出たばっかりで…と会話しながら食堂を出ていくリリアとA。
2人の姿が見えなくなると、止まっていた時間が動き出したように食堂が再び騒がしくなりスプーンと皿が当たる音が聞こえてくる。
グリム「2年生だったのか…見たことないんだゾ…」
？「僕もAを見たのは久しぶりだ」
声はグリムの真横から聞こえた。
エース「寮長！ケイト先輩も！？」
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天音(プロフ) - 個人的な欲ですが、私は夢主ちゃんが対外的には男子とされている女の子だと思って読ませて頂いてます。 (2020年10月29日 17時) (
レス) id: 2255e22e41 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - いえいえ！更新楽しみにしてます！ (2020年9月14日 17時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - SPICAさん» あぁぁぁぁ！！本当にやらかしてました！ご指摘、本当にありがとうございます！すみませんでした！！ (2020年9月14日 15時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 何回もすみません。気になってしまって…。作品はすごくおもしろいのでお気に入りに登録させてもらいます (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 「顔」のジェイドのセリフなんですがジェイドも〜ではなくフロイドも〜ではないでしょうか？ (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fの小説 | 作成日時：2020年8月28日 23時
