美にほれているのよ ページ11
教室に入る直前、授業が始まる4分前に誰かに腕をつかまれた。
「お待ち。アタシの事、覚えてるかしら?」
廊下が少し騒がしくなる。後ろを振り返ると直視できないほど輝いている人がいた。もちろんその人の事は覚えている。
A「お久しぶりですね、ヴィルさん。以前よりも輝きが増していて、驚きました」
ヴィル「アンタにそう言われるとアタシも美を追求している甲斐があったと思えるわ。でもね…」
そう言ってジロジロと私の顔を見た後…
ヴィル「アンタの足元にも及ばないみたいね。なんでそんなにきれいなのよ。何使ってるの?」
でた。ヴィルさんのどうしていつもそんなにきれいなのよ何使ってるの!
いつもそのセリフが来るのを待ってしまうんですよね…汗
A「別に私は何も使ってませんよ。どうして足元にも及ばないとか言うんですか?ヴィルさん、すごく美しいですよ?」
「そのくらい君にほれているのかもしれないね!ムシュー・アイス!」
急に頭上から声が降ってきた。声の主はルークのようだ。
ヴィル「ルーク。確かにアタシはこの子の美にほれてるわよ。でも変なにおわせ方しないで頂戴」
ルーク「ふふふ。また後でゆっくり話そう!ほら
2人はそう言って階段を降りて行った。私も自分の教室に入って、席に着こうと教室の方に向きを変えたら。
「席なら僕がとっておきました。さぁ、こちらへ」
突然目の前に壁が現れた。いや、誰かのおなかだ。こんなに高い身長はマレウスのほかにいるとしたら…
A「リーチ…さん?」
見上げると、眉をハの字にしてギザギザの歯をちらりと見せて笑う人がいた。
ジェイド「ジェイド・リーチですよ。Aさん、お会いできてうれしいです」
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天音(プロフ) - 個人的な欲ですが、私は夢主ちゃんが対外的には男子とされている女の子だと思って読ませて頂いてます。 (2020年10月29日 17時) (レス) id: 2255e22e41 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - いえいえ!更新楽しみにしてます! (2020年9月14日 17時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - SPICAさん» あぁぁぁぁ!!本当にやらかしてました!ご指摘、本当にありがとうございます!すみませんでした!! (2020年9月14日 15時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 何回もすみません。気になってしまって…。作品はすごくおもしろいのでお気に入りに登録させてもらいます (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 「顔」のジェイドのセリフなんですがジェイドも〜ではなくフロイドも〜ではないでしょうか? (2020年9月14日 15時) (レス) id: a37b93bc71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Fの小説 | 作成日時:2020年8月28日 23時