ズルい ページ45
A『かわい〜〜フワフワ〜』
一平「Aさん早くもデコピンの虜になっちゃったね笑」
カナ「Aちゃん何気にかわいい物好きだもんね!デコピンちゃんとAちゃんのツーショット、絵になるわ〜笑」
デコピンさんと戯れること数十分。イヤでも後ろの不機嫌な空気がひしひしと伝わってくる
A『はぁ、デコピンさんちょっともう一匹の大型犬なだめてくるね…』
ワンッ!ワンワン!!
「いってらっしゃい!」とでも言うように尻尾を振りながら見送ってくれたデコピンさん。飼い主に似ず素直で良い子やなぁ…
A『翔平』
翔平「なにさ…」
A『少し話そっか?……一平さんカナさん送ってくれてありがとうございました!』
一平「いえいえ、これぐらいは大丈夫だよ。また何かあったら連絡してね」
カナ「Aちゃん今度一緒に遊びに行きましょうね!」
不機嫌な空気と私の意図を汲み取ってか2人はそくささと準備を済ませて帰っていった。流石は水谷夫妻…気遣いの鬼やな…
A『さて、どうしたのさ翔平』
翔平「見りゃわかるでしょ」
A『そりゃあ、まぁ、でも犬に嫉妬するとは思わないじゃん?普通は』
翔平「俺もこんなに嫉妬するなんて思わなかったし……」
耳まで赤く染まった翔平は私との目線を外すように顔を背けた。翔平が恥ずかしがるなんて珍しいな…そんな呑気なことを考えていた
A『翔平、私の顔見て』
翔平「…ヤダ」
A『……はぁ』
小さくため息を付いた私に翔平はビクッと肩を震わせた。こんな光景少し前にも見たような気がする
翔平「呆れた…?」
A『……ふふっ、そんなわけないでしょ』
え?っと顔を上げた翔平になんの予告もなくキスをする。翔平の顔がりんごみたいに赤くなるのに私はつい笑いを抑えられなくなり声を上げて笑った
A『ぷっ、あははっ!!翔平顔真っ赤笑』
翔平「う、うるさい!」
A『やっと顔見た』
翔平「むぅー……痛いんだけど」
びーっと頬を思いっきり引っ張れば不機嫌そうにそうつぶやいた翔平。それを聞いた私はまだ声を上げて笑った
A『あははっ!!そんなに怒らないでよゴメンって翔平!!笑』
翔平「絶対、思ってないでしょ!!」
A『ぷっあはは!!待って待ってお腹痛いって笑』
翔平「ちょっとAったら!!」
ワンッ!
そんな私と翔平を見てデコピンさんは嬉しそうに尻尾を振って一言吠えた
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ゆらら - 黄色ジャス民さん» 返信が遅くなりすみません。現在、書いている途中なのでパスワードにしていますが、1話書き終えたら全体公開にする予定です。急いで書き上げます。すみませんでした (3月29日 15時) (レス) @page49 id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - ゆららさん。空に羽ばたくNO1のパスワードを教えて下さい。 (3月28日 23時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆうきさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様新作、続編希望ですね…笑。頑張って更新していきたいと思います!ありがとうございました😊 (1月14日 8時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 主様が書くお話いつも楽しみに読ませていただいています!これからも主様の作品を読みたいです!なので、3番でお願いします🙇🏻♀️ (1月14日 2時) (レス) @page40 id: 1c1d67dc9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆーさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様にお褒めの言葉をいただけてわたくしも感激でございます。新作は今ちょこちょこ作っているのでできたら更新させていただきます!!ありがとうございました😊 (1月14日 0時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらら | 作成日時:2023年10月27日 21時