約束 ページ22
翔平「調子はどうですかAさん」
A『バッチグーっすねーだいぶ落ち着きましたよ』
決勝戦、昨日の準決勝の余韻が冷めぬまま訪れたローンデポ・パーク
この景色を見るのもこれが最後、見納め時かなぁ…
A『そっちはどうなの?どっかの誰かさんが睡眠の邪魔しちまったから、調子上がらないんじゃない?』
翔平「そんなことで調子崩れるようだったら、二刀流なんかやりませんよー」
A『そりゃ、そーだ笑』
2人して、ウォーミングアップをする中、翔平は真面目な顔してこちらを見つめてきた
A『そんなに見られたら顔に穴開くんですけど?』
翔平「A、真面目に聞いてほしいんだけど…」
A『ん?』
翔平「もし、優勝できたら俺の話、少しだけ聞いてくれる?」
A『なにいってんのさ、冗談は優勝してからにしてよ笑』
翔平「もぉー、真面目な話してるのー!!」
A『わかってるから、優勝したらでいいの?笑 できなかった時の責任は取らないよ?』
翔平「大丈夫、絶対優勝するから」
その自信溢れる笑顔が昔から好きだった
最終ミーティングは栗山監督の言葉から始まった
栗山「このチームは、アメリカに勝つために考えたチームです。このチームはアメリカよりも強いと僕は思ってます。絶対に勝ちましょう!さぁ行くぞ!」
「「「おぉ!!」」」
ダル「翔平、円陣!」
牧「Aもいけ!」
翔平「はーい!」
A『牧あんたねぇ…!』
ダルさんと牧に円陣の中心に連れて行かれ、翔平と顔を合わせる
翔平「えーっとまず、皆さん。憧れるのやめましょう
みなさんも聞いたことのある有名な選手がたくさんグラウンドにはいると思います。だけど、今日はその人たちを超えるために来てるので、憧れてたら超えれませんから
今日だけは憧れるのやめましょう」
すると、翔平は「次どうぞ」と言わんばかりに言葉を一旦切る
A『まず皆さん。ここまで本当にお疲れさまでした
苦しいことも辛いことも楽しいことも嬉しいこともこの最高の仲間と共有できたことが最高の思い出です
その最高の思い出の最後の1ページ____みんなの最高の笑顔で飾りましょう』
翔平と目を合わせる
どうしてだろう。こんな緊張する場面だってのに、その目には一切の曇りもなかった
A、翔平『「さぁ、行くぞ!!!!」』
「「「おぉーーーー!!!」」」
歴史が変わるまでそんなに時間はいらない
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ゆらら - 黄色ジャス民さん» 返信が遅くなりすみません。現在、書いている途中なのでパスワードにしていますが、1話書き終えたら全体公開にする予定です。急いで書き上げます。すみませんでした (3月29日 15時) (レス) @page49 id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - ゆららさん。空に羽ばたくNO1のパスワードを教えて下さい。 (3月28日 23時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆうきさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様新作、続編希望ですね…笑。頑張って更新していきたいと思います!ありがとうございました😊 (1月14日 8時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 主様が書くお話いつも楽しみに読ませていただいています!これからも主様の作品を読みたいです!なので、3番でお願いします🙇🏻♀️ (1月14日 2時) (レス) @page40 id: 1c1d67dc9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - ゆーさん» コメント、アンケートのご協力、ありがとうございます!!皆様にお褒めの言葉をいただけてわたくしも感激でございます。新作は今ちょこちょこ作っているのでできたら更新させていただきます!!ありがとうございました😊 (1月14日 0時) (レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらら | 作成日時:2023年10月27日 21時