誰も知らないNo.1【大谷翔平】 (ページ10)

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視線ページ10

更衣室に入って、事前に手渡されていた侍ジャパンのユニホームに着替える

A『はぁ、肩が重いなぁ……』

日本代表としての重圧が一気に背負わされた気分だ

「有明さん、準備大丈夫ですか？」

A『はい!すぐに行きます!』

更衣室を出たところにはスタッフさんらしき人とダルさん

ダル「大丈夫？A？」

A『大丈夫です!』

「それではグラウンドの方まで案内させていただきます」

グラウンドに向かう途中に今回の代表選手やこの大会についてダルさんに細かく教えてもらった

聞けば聞くほど、今回のWBCに世界一をかけてるんだなと実感せざるを得ない

A『デカっ…ひろっ…』

ダル「子供の感想かよ笑」

めちゃくちゃ広い…、移動中も微かに思っていたが最新の設備といいこんな環境で練習ができるって……

結構すごいことなのでは？

「この後はあいさつ回りをされた後に練習に入ってもらって構わないそうです」

A『あ、ありがとうございました!!』

「練習頑張ってください、WBC応援しています」

案内してくれたスタッフさんはそう言って一礼してから仕事に戻っていった

すっげぇ礼儀正しい人だなぁ…

ダル「Aとは大違いだね笑」

A『人の心読まないでください!あと一言余計ですから!』

全力で怒るがダルさんは愉快そうに笑った

ダル「ごめんごめん笑それじゃ挨拶に行こうか!」

その後、選手の人たちに挨拶をしていきながら自己紹介もしてくれた

宮城「宮城大弥です!Aさんよろしくお願いします!!」

佐々木「佐々木郎希です。お互い頑張りましょうね!」

山本「山本由伸です。Aさんお噂通りおきれいですね笑」

一通りの選手に人達に挨拶し終え、ダルさんと一緒にストレッチしている時だった

A『なんで…こんなに視線集めるんですか私…』

ダル「大谷くんの幼馴染で大谷くんがあんな発言してるからねぇ笑」

もうそれしか原因がない気がする……

A『マジであいつめんどくさいことしやがって……!!』

ダル「でも、みんなと仲良くなるチャンスじゃない？」

にやっと笑ったダルさん、何考えてんだこの人……絶対にろくなことではないことは薄々気付いてはいたが…

ダル「おーい、みんなこっちおいでよー!」

まさかこんなことになるとは誰も予想してないんだよ!!?

気になってて→←お願いしますあるいはこんにちは