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「どうぞ」


始「サンキューな」


「いえ」と返したあと、
始さんの隣に腰をおろし
ずっと気になっていた事を聞いてみた


「あの、始さん…今更なんですが…」


始「何だ?」


「今日のお仕事、夕方まで掛かるって
 言ってませんでしたか?
 今、まだお昼になったばっかり
 ですけど、大丈夫なんですか?
 すみません…ちょっと気になって」


始さんは徐に口を開くと


始「あぁ、それはだな…」


思いなしか始さんの顔が少し赤くなった
ような気がした


「はい…?」


始「お前に……早く会いたくて
 仕事を切り上げてきたからだ」


思ってもない言葉だった。
始さんが私に早く会いたいから
仕事を切り上げてきた?
そんな都合の良い話があっても
良いのか?
つい、自分の耳を疑ってしまった


「え、えっと…」


動揺している私に始さんは


始「本当は水族館でデートするはずで…
  お前、楽しみにしてただろ?
  なのに、俺が仕事入ったせいで
  行けなくなって…だから
  少しでも早くお前に会って
  時間が許す限り、
  一緒に過ごしていたかったんだ」


そう言ってくれた


「始…さん」


気付けば涙が溢れていた
それに気付いた始さんが
 

始「A!?」


と驚いたように私の名前を呼んだ


始「どうしたんだ?大丈夫か?」


こんなに焦っている始さん、初めて見た


「大丈夫です。嬉し泣きです。
 私、大切にされてるなぁ
 って思ったら、
 涙出て来ちゃって…」


始「A…」


((ぎゅっ


「わっ//始さん!?」


始「大切にするなんて当たり前だろ?
  俺にとっては、
  お前が一番大切なんだよ」


「っ//始さん…!大好きです!」


始「俺もだ…A、愛してる」
 

優しく微笑むと始さんは
私の唇に触れるだけのキスを落とす


「んっ、始さん…」


お返しに私からも
触れるだけのキスをする


始「お前からしてくるなんて
  珍しいな?煽ってるのか?」


「あっ、煽ってるなんてっ!
 そんなこと!!」


始さんの思わぬ発言に驚きを隠せない


始「ふっ、かわいいな」


「///始さんっ!!
 からかわないでください!!」


顔が真っ赤に染まっていくのが分かった
恥ずかしくなって始さんから
逃れようと試みたけれど…


既に両手首を押さえ込まれていて
不可能だった…




ーーーーーーー

再度すみません。
文字数の関係で次いきます。
申し訳ないです。

.→←初めてのおうちデート


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秋桜(プロフ) - ツキアニ2あるので新規さんにこの短編読んで頂けたらと思います。 (2019年6月22日 20時) (レス) id: 2e1af1fbd5 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - この作品への更新はもうないと思いますが、私はまだツキウタ。界隈にいますので、これからもしかしたら新しいお話投稿するかもです。 (2019年6月22日 20時) (レス) id: 2e1af1fbd5 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - 京賀 雪さん» ありがとうございます…!!占ツク上で祝って頂いたのは初めてなのでとても嬉しいです…!! (2017年3月30日 20時) (レス) id: 2e1af1fbd5 (このIDを非表示/違反報告)
京賀 雪(プロフ) - 合格おめでとうございます! (2017年3月30日 19時) (レス) id: a38f25d615 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - なつさん» コメント、ありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。 (2017年3月18日 23時) (レス) id: 2e1af1fbd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋桜 | 作者ホームページ:http://kousuke0516Toriumi  
作成日時:2016年9月26日 23時

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