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『うわっ』



「え、あ、ごめんなさい!!」




突如聞こえる声に、とっさに謝る。

その相手は、帰ってきた翔太さんで。




ああ、出会いもこんな感じだったっけ。なんて思い出してしまった。





『や、大丈夫。ってか帰んの早くない?』




「お待たせする訳にはいかないと思って…」




『ふは、なんかAらしいわ。』





そうやって、目を細めて笑う。


久しぶりに見る、翔太さんの笑顔。





当時と違うのは、多分この高鳴る気持ち。"かっこいい"がすっかり"好き"に変わっている。



苦しいはずなのに、私に向いたその笑顔はやっぱり嬉しくて。






「あ、あの!本日はお話があって…」




『俺も。Aとちゃんと話がしたい。』




先程の笑顔から一転、真剣な顔でそう言うと腕を引かれた。




『あがってって。立ち話じゃ満足に出来そうも無いから。』




「え、ちょ、でも!!」




漠然と 話さなきゃ! とだけ考えていた私は話す場所なんかすっかり抜け落ちていて。


確かに、家の前で立ち話する内容でもない。けど、いきなりその、男の人の家に入るのって、ましてや翔太さんの部屋なんて緊張が増してしまう。




『何、大丈夫だよ。何もしねぇって』





「え!?あ、そういう事じゃなくて……っ!」




翔太さんの言葉に、別のことを想像してしまって更に顔が赤くなる。最初からこの調子で私、大丈夫かな。





『ふは、ごめんって。どーぞ、そんな遠慮せずに。』



「うぅ……お邪魔します」





少しからかわれながらも、大人しくお邪魔する事に。




今日、初めて、隣のドアをくぐる。




ほとんど同じ間取りなはずなのに、私の部屋とはまるで違う、シンプルで綺麗に整頓された部屋が広がった。


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あい(プロフ) - 潤子さん» 貰ってくれますか…!!!美味しいやつ送りますね!!(?) (2021年8月11日 3時) (レス) id: 5bdb082c69 (このIDを非表示/違反報告)
潤子(プロフ) - ソーセージ待ってます笑 (2021年8月9日 8時) (レス) id: a22d9aa6b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あい | 作成日時:2021年8月1日 21時

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