イナイレ＆イナGO短編集＊～キミとの軌跡《PART１》～＊【完】 (ページ4)

今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:53,944 hit

できないこと＊吹雪士郎＊(同級生) ページ4

＊図書室＊

あ)｢…もう、わからん｣

誰もいないことをいいことに私は独りごちる。

？)｢何が分からないの？｣
あ)｢へ?あ、えっと、そのですね?｣

いきなり後ろから話し掛けられ、ましてや聞かれているとは思わなかったから、私はあわてた。

？)｢…ｸｽｸｽ、ごめん、邪魔しちゃったかな？｣

そういいながら、誰かが私の隣に座る気配がした。

あ)｢いえ、そんなことは…｣

おそる、おそる隣を見ると…

あ)｢!…吹雪君？｣

学校で完璧皇子と称されてる吹雪士郎君が。

吹雪)｢…で？何が分かんないの？｣

あ)｢…えっと、数学が｣

吹雪)｢なら、僕が教えてあげようか?｣

あ)｢えっ?いいの!?｣

吹雪)｢ｸｽｸｽ…、やっと敬語外してくれたね(ﾆｺｯ｣

ﾄﾞｷｯ

何？今の…

吹雪)｢で、どれどれ??｣

そういいながら、私の方へ身を乗り出してきた。

あ)｢えっと、ここ｣

吹雪)｢…これはね～Χ=３を代入して……｣
･･･ーーー

あ)｢ふぅ～、やっと終わった～｣

吹雪)｢飲み込み早かったね!｣

あ)｢吹雪君の教え方がよかったからだよ♪｣

吹雪)｢そう?なら、よかった｣

あ)｢吹雪君って、何でも出来るね！｣

吹雪)｢…そんなことないよ。｣

あ)｢…そうかな？｣

吹雪)｢うん…。何度試そうとしても、途中でやっぱ駄目かもって諦めちゃうことがあるんだ。なんか、格好悪いよね？｣

あ)｢じゃあ、もっともっとぶつかってみたら？｣

吹雪)｢えっ??｣

あ)｢私だって、この数学分かんなかったけど、何回もぶつかってたら、出来たじゃん!｣

吹雪)｢…ぶつかる｣

あ)｢うん、とりあえず当たって砕けろだよ♪｣

吹雪)｢……そうだよね。ぶつかって行かないと何も始まらないよね。｣

あ)｢そうだy｣

chu(//

あ)｢へっ??(//｣

吹雪)｢キミがずっと前から好きでした。付き合って下さい(//｣

完璧皇子が出来なかったこと

それは…･ー

私に告白すること…

もちろん私の答えは

｢はい｣の２文字･･･

『ずっと、キミに思いを伝えたかったんだ(//』

～～サイドストーリー～～～～～

＊翌日＊

ヒロト)｢えー、Aちゃんと付き合っちゃったの??｣

吹雪)｢うん!｣

ヒロト)｢じゃあさ、今度部活に連れてきてよ！｣

吹雪)｢…いやだ!!｣

ヒロト)｢なんでだよ？｣

『Aには僕だけを見てて欲しいから！(//』

☆☆作者side☆☆☆☆☆☆☆☆☆

個人的に吹雪が好きなので書いてみました。
お粗末様でした。

リクお待ちしております。