イナイレ＆イナGO短編集＊～キミとの軌跡《PART１》～＊【完】 (ページ11)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:53,938 hit

名前呼び＊南沢篤志＊(先輩) ページ11

＊In校庭＊

帰宅や部活とかで賑わう中学の放課後。
あ)｢はぁ…｣

そんな中、中学二年生の私は少しため息をこぼす。
何故かって？それは…
毎日同じことの繰り返しで正直言ってつまらない。素敵な出会いが起きないかな?なんて思ってしまう。

あ)｢まっ､そんなことはおk｣

ﾊﾞｼｯ

《起きないか》そう呟き終わる前に私は何かにぶつかって

？)｢おい!大丈夫か?｣

私に話し掛けてきた誰かの声を聞き

あ)｢………｣

気絶した。

～～～～～～～～～～～～～～～

あ)｢ん…、ここは…。｣

私は目を覚ますと何故かベッドの中にいた。

？)｢ここは保健室だぜ、全く…。｣

声のする方を向くと、

あ)｢…えっと、誰？｣

見知らぬ男の子がいた。

？)｢誰って…。｣

そう呟いた彼は少し呆れたような顔をした。

あ)｢何かいけなかった?｣
そういうと彼は良いことを思いついたとばかりに笑った。その時、

？？)｢南沢さん～どこですか？｣

そんな誰かを探している声がした。すると、

？)｢やべぇ｣

急に目の前にいる人物が慌てだして、

？)｢ちょっと隠せ!｣

そういって私が返事をするまもなく

あ)｢は?(//｣

私のベッドの中に入ってきた。

？？)｢南沢さん、どこ行ったんだろう?｣

そんな声が聞こえて、

？？)｢向こうかな?｣

遠ざかった。

南沢)｢はぁ～、助かった｣
そういって彼はのそのそと出てきた。

あ)｢南沢君!(//｣

南沢)｢ああ、わりぃ。突然のことで、俺としたことがテンパって。それと俺のこと篤志って呼べよ?｣

あ)｢は?｣

南沢)｢俺、南沢篤志って言うんだ。篤志って呼ばなかったら、お仕置きだ(ﾆﾔｯ｣
あ)｢なんで?｣

南沢)｢何ででも！｣

あ)｢まぁ、いいや！そういえば篤志って何組なの？｣
少なくとも私は一度も彼を見かけた事がない。だから次の彼の言葉に驚いた。
南沢)｢俺?三組｣

あ)｢へっ?私と同じクラス?｣

南沢)｢３年３組(ﾆﾔｯ｣

そういって愉快そうに私を見る。彼がこの状況を楽しんでることは分かった。

あ)｢み、南沢先輩!?だったんですか?｣

南沢)｢あ!篤志って言わなかった。じゃあ(ﾆﾔｯ｣

chu♪

南沢)｢お仕置きだな(ﾆﾔｯ｣
あ)｢え?(//｣

素敵な出会い……なのかな？

『もう先輩とか言うなよ？』
～～サイドストーリー～～～～～神童)｢部活どうするんだ?あの人｣
不憫な彼はまだ探してたようです。

『部活よりお前といたい(//』
☆☆作者side☆☆☆☆☆☆☆☆☆
風野ピコリsリクです。