紅志side ページ10
『キーンコーンカーンコーン』
男「起立！きよつけ。礼。」
全「「ありがとうございました」」
紅「ありがとうございました…」
こうしてあっという間に終わった1日。
そして…時は放課後。
そして今日は部活のない水曜日。
紅志にとって水曜日が地獄の日になった。
潤「どうした？顔色悪いけど。」
隣の席の松潤に言われてハッとなった。
紅「う…ううん汗なんでもない汗
紅志さ、先生に授業の質問したいから先行ってていいよ！」
潤「…？う、うん。」
紅「じゃ！後でね！」
こうして教室を出た。
・
・
・
〜in校舎裏〜
旧校舎の校舎裏は薄暗くて日の当たらないジメジメした場所。
そこに毎週のように呼び出される。
紅「すみません汗HRが長引いちゃって汗」
大河「そんな言い訳聞きたくないわ。
遅れたからにはちゃんと償いなさい。」
ドカッ
紅「う…」
ボコっボコっボコっ
女「ハッハハハ！こいつマジ弱ぇじゃん笑」
女「所詮トップでも1人だったら弱ぇって笑」
大河「トップだからって調子乗んなってのぉ笑」
グサグサと胸に刺さってくる言葉と共に好き放題に
殴られ蹴られて傷ついていく紅志の心と体。
前はこんなのなかった。
始まったのはつい最近。
入学して2週時間経ったぐらいの4月の終わり。
そこから毎週の水曜日の部活無しデーに旧校舎の校舎裏に来る。
そして、この人たちの紅志たちトップの
ストレス発散の道具としてボコボコにされる。
最初は3人だった先輩たちが今となっては10人に増えた。
でもね…
先輩たちはなんだかんだトップのことが嫌いで
こうして紅志のことをボコボコにするけど、
他の3人…特にAを恐れてか傷は服で隠れる場所につける。
でも…いくらAでも大河先輩には勝てない。
大河先輩はここ夏果学園の理事長の娘でしかも、
大河財閥の社長令嬢のお嬢様。
だから、いくらあのAでも親の権力を使われたら終わりってこと。
だから、紅志がこうして耐えるしかない。
少しでもAたちの力になれるなら。
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茸の実(プロフ) - ヤス推し(*≧∀≦*)さん» ありがとうございます！更新遅いですがご了承ください！ (2014年8月15日 11時) (
レス) id: 956cb5cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ヤス推し(*≧∀≦*) - とても面白いです！！頑張ってください！！ (2014年8月15日 9時) (レス) id: af6d2d5edd (このIDを非表示/違反報告)
茸の実(プロフ) - ちびがえるさん» お疲れ様です笑 (2014年7月30日 7時) (レス) id: 956cb5cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ちびがえる(プロフ) - やっと制作中まで追いついたぁ〜！！ (2014年7月23日 23時) (レス) id: db6654ff14 (このIDを非表示/違反報告)
知念香里奈 - 私はこういう話が、とっても大好きです。頑張ってください。後、リクエストなんですか、主人公と知念侑李をつき合わせてくれませんか？ (2014年6月14日 12時) (レス) id: ff611fc467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茸の実 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2014年4月21日 20時
