貴方side ページ23
貴「男と遊んどんのか女と遊んどんのか知らんけど、
ウチらよりそっちがええんやろ？やったらそっち行け。
二度と帰ってくんな。」
バァン！
ガチャ。
貴「クソったれ。」
そう言い残しリビングに向かうと…
タタタタ…
湖「あっ。A!!なんかあった？」
紅「すごい音と声が聞こえたけど!!」
そう言って階段を駆け下りてきた2人。
貴「しらん。」
湖「知らんって…汗
あれ？縞那は？」
紅「ねぇA、縞那と何があったの？」
心配していろいろ聞いてくれてるのはわかる。
でもなんか…自分やなくて縞那の方が心配しとる気がした。
それに気を遣って接してくれてるのもわかる。
でも、ウチにはそれがいらん気遣いで…
貴「やからなんやねん。
…お前ら、あいつを家中入れるなよ。」
湖「えっ？どういうこと？」
紅「ちょ…A。」
2人を無視して階段を上り部屋に向かった。
ダンダンダン…！
あぁ〜!!!ムカつく!!!どいつもこいつもなんやねん!!!!
あんな奴ほかっておけばええのに。
何様やねん。ホンマあいつ。
二度見たないわ…
バンッ!!!!
と勢い良く扉を閉め、そのままベットにダイブした。
貴「あぁ〜あぁ〜」
手足をバタバタさせて布団を叩いていた。
貴「はぁ…」
その行動さえアホらしくなってきて体を起こして壁に持たれ座っていた。
リラックスしているうちにイライラが少しずつ収まってきた。
ベットに並ぶ人形を見てたら…
『はぁ?!なんでそうなるんやし!
大体、縞那が誰と遊ぼうがAには関係ないし、
縞那が連絡しようがしまいが縞那の勝手じゃん!!』
『縞那がどうせあれAには関係ない!!!!』
貴「あぁ〜!!なんやねん!!!!!!」
バンッ!!!!!!
貴「あぁ!!もう!!」
ぐしゃぐしゃ…
やっと、忘れとったのをまた掘り返されて人形を扉に投げていた。
髪をぐしゃぐしゃってしてわけわからん感情のまま
体操座りで顔を伏せていた。
ガチャ…
？「何があったかわわからへんけど、物に八つ当たりしたらアカンで。」
声が聞こえて顔を上げると…
忠「これ。落ちとったで。」
そう言って差し出したのは縞那のくれたカンガルーの人形やった。
忠「ちゃんと向き合い。自分と。」
クシャと頭を撫で出て行った。
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茸の実(プロフ) - ヤス推し(*≧∀≦*)さん» ありがとうございます！更新遅いですがご了承ください！ (2014年8月15日 11時) (
レス) id: 956cb5cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ヤス推し(*≧∀≦*) - とても面白いです！！頑張ってください！！ (2014年8月15日 9時) (レス) id: af6d2d5edd (このIDを非表示/違反報告)
茸の実(プロフ) - ちびがえるさん» お疲れ様です笑 (2014年7月30日 7時) (レス) id: 956cb5cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ちびがえる(プロフ) - やっと制作中まで追いついたぁ〜！！ (2014年7月23日 23時) (レス) id: db6654ff14 (このIDを非表示/違反報告)
知念香里奈 - 私はこういう話が、とっても大好きです。頑張ってください。後、リクエストなんですか、主人公と知念侑李をつき合わせてくれませんか？ (2014年6月14日 12時) (レス) id: ff611fc467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茸の実 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2014年4月21日 20時
